世間ではそれを「クリスマス・イブ」と呼ぶんだぜ。

9時には起きたが、「第8波真っ只中」で、病院での感染の危険を感じたので、迷った末に耳鼻咽喉科への通院は取りやめた。
お陰様で症状は全くないし、投薬もこれをもって打ち切りという判断でいいだろう。

ほぼほぼ部屋から一歩も出ず。
この寒さ、たとえただの風邪であってももらってきちゃったらバカバカしいし、これ以上通院を増やす羽目になるようなことはしたくない。
だからといって、懸案のクリスマスソングの歌入れをするほどの気力があるでもなく(実はバックトラックだけはできている)。
さながらそんな「現実」から目を逸らすように、大手古書店へ引き取ってもらう予定の本とDVDのリストをほぼ一日中、せっせと作っていた。
もうひとつの「現実」としては、その大手古書店からの回収用ダンボールがまだ届かない。
この週末に届くように発注日を段取ったつもりなのだが、全く発送済みの連絡がないのだ(こんなところで日本海側の大雪による影響か?)。

昼前後には、同じ階の角部屋から転出の物音がした。
引っ越し業者が入ったようで、家主との作業前の打合せをしている様子。
それが終わってしまうと今どき本当に静かなものだな引っ越し作業って。集合住宅ではこんなことにもクレームつけるヤツがいるんだろう、多分。
借主は男性のはずだが、どっちが住んでるんだよという頻度で女性が入り浸っていたので、いよいよ身を固めるということでしょうかね。クリスマス・イブに転出とか、これは一生忘れられない日になるよな。
晴れ晴れとした声のトーンからどうやら、単身用住宅であるここを出て「家族向け」住宅への移転と推測。
かつては俺も、ここに入居したときに思い描いていたはずの、未来。

どうしてこれが、飲まずにおられようか(笑)。
というわけで踏切向こうのスーパーまでサクッと行って缶ビールと、マスクを補充買いしてきた。
他にも必要なものが少し足らなかったので近所のスーパーにも寄らざるを得なかったが、すでに売り場一面、クリスマス色に蹂躙されており、ローストチキン推しが酷い(こんなに売れるもんなのか? 俺はかつて一度も買ったことないが)。
売り場を「鶏」にすっかり占拠されており、いつもの惣菜がない!
買い物が思い通りに行かず、一時的に何を買いに来たのかわからなくなるほど混乱してしまったので、ここは何も買わずに、一旦撤収することにした。
コンビニで済むものはコンビニで済ませてしまおうと入ったコンビニでは、ひとり前の客がスマホを取り出してポイントだかクーポンだか、店員とあーでもないこーでもないと長くなりそうだったので、ついで買いしようと手にしていた菓子を棚に戻した。必要最低限の買い物だけ。

その戻り道、この先にまだ「もう一軒」あるという認識が定着していなくて、不意打ちを喰らった感じでローソンストア100の看板が見えてくる。
休憩交代のタイミングか、恐らくさっきまでここの店頭に立っていたであろうミニスカサンタ姿の女子学生が数人、買い物中。
俺はこの店の品揃えのチグハグさが、最近ようやく気になりだしたところ。
倉庫街で働いていた頃よりも、俺の買い物眼もわずかばかり進歩している、ということか。
せっかく「1~2人前」のCockDoがおいてあるのに、その「食材」である野菜がスーパーと同じ袋詰めだったり、逆に缶ビールでは6本パック売りがないし、ラーメン用の生めんはあってもスープがなかったり…。
「ひとり暮らし応援」されている気が全くしない。
むしろ「独り暮らし」、ちゃんとわかってる? と言いたくなる(どうせ商品企画をしている本社のお偉いさんたちは所帯もちだろうしな)。

パソコンでBlu-rayを再生したいだけなのに…。
以前DVDで借りてきて観た作品なのだが、丁度過渡期だったので4:3の画面で放送されたのだが、実は16:9で作られていて、Blu-rayではそのままの画面で見られると知ったテレビ番組。そのBlu-rayを最近買った。
外付けドライブは(全く意図せず)Blu-ray対応のものにしたばかりなのに、なぜかパソコンで再生できない。
どうやら市販のBlu-rayには強いコピーガードがかかっているらしいのだが。
いや、「市販」のディスクがパソコンで再生できない設定って、どーなんだ?
別にコピーしようとか再配布しようとか全く思ってもいないわけだが。
ネットで調べて、ひとまず個人プログラマーさんの信憑性が高い記事に辿り着き、記載通りに(日頃使っている)VLCメディアプレーヤーのカスタマイズを試みる。
設定変更に必要なデータファイルをダウンロードしようとしたのだが、ファイルが重すぎるのか回線が途中ですぐに切れてしまう。
運悪く今月、パケット使い過ぎたか?
気は進まないが、代わりにBlu-ray再生用のフリーソフトを探してみる。
どうやら見つけられたものは別途JAVAスクリプトのダウンロードが必要なようで、再生はできたがメニュー画面を呼び出せず、字幕や音声の設定ができない。
もうひとつのフリーソフトは明らかに日本語がたどたどしくて自社製品推しがみえみえ、(某国製的な)怪しさ満載。
その記事のひとつにもやっぱりVLCBlu-ray再生に備えたカスタマイズ方法が記されていた(先の個人プログラマーさんのものを一部簡略化した内容)。VLC自体はダメになったらまっさらな状態から入れなおせばいいので、騙されたと思ってやってみた。
しかしすでに深夜になってしまい、明日の俺はなにしろ出勤だし。仕掛け終えたところで今夜のところは終了。
再生を試すのは明日帰宅してからのお楽しみ、ということで。

しかし、これでは売れないわけだ、Blu-ray…(過剰なまでの著作権保護)。