駅の階段を降りると、最初に目に入った光景は、メガネ・コートのお兄さんが、バス停前に止まっているタクシーにケリ入れてた。
タクシー乗り場がバス停の前にあって、夜になるとタクシーの列がバス停にかかっちゃうんだけどね、ここ。
それにつけても、時には怒ることも必要かもね。
日本人は物分り良すぎるから。どう怒っていいか、何に対して怒っていいのか忘れちゃうよな。
大卒しか採用しないくせに、自社では育てようとしないで「即戦力」をくれ、といってみる企業トップとか、
明日に希望をもてない日雇い生活を強いられて馬車馬のように車つくっても、買えるだけの給与が与えられず、「売れない」といって首切られちゃう派遣・契約社員のこととか、
その知恵と経験を、自分たちの天下り先確保にしか使えない公務員とか、
国民の将来の財産(年金)を天引きしているくせに、碌に確認もせず未納付に登録しちゃって本人にいまごろ確認・納付証明させて、誰も責任を取らない年金事務所とか、
唯一の持ち物であるはずの生命より、製薬会社との仲の方が大事な某省とか、
そうやって60年も政権与党やってて重要案件の先延ばししかしなかったくせに、野党になったとたんに揚げ足とることだけを本気で「政治力」だと思ってたり、
その間に年間6万人もの国民が本人の意思に反して死んでるのに見ないフリをして、戦争してないから平和、とかいっちゃって、自身の老後は議員年金で保障済みなので、国会で居眠りし放題な国会議員とか、
・・・エジプト国民が、立派にみえます。