いやーすごい雷雨だった。

退勤時真っ只中、巻き込まれた方たちも多かったんじゃないかと。
最近の雷って、節操がない感じだ。山の上で遭遇するのと変わらない近さ、怖さ。
街なかでもフツーに落ちるし。
これも地球環境の変化と何か関係がある、のかどうか。

いやー、職場から駅まで5分の道のりが一番、緊迫した。とにかくこういうとき安全なのは、建物の中だ。
ちょっと遠回りして、アーケード経由で駅へ入った(屋根だけじゃ、落雷にはあまり意味ないか)。
因みに、人間自体が水分70%だから、昔からいわれてきたように腕時計や貴金属類をはずしても、落雷に遭遇する確率はそうそう低くならないんだそうで。
他に、電車や車の車内にいればまず安全。
電車には避雷器がパンタグラフの横についていて、車は車外を伝って地面にアースする仕組みになっているそうだ(ジープはもちろんダメね)。
家の最寄り駅に着いたら、雷雲と一緒に移動してきちゃったのか、一向に弱まる気配なし。
光ってから雷鳴が鳴るまで、約3秒ごとに1km遠い(音速と光の速さの関係性)勘定なのだが、今は数える間もなく、真上で鳴っている。屋根だけのバス停に並んでいるのも危険に思われたので、駅ビル内の本屋でやりすごすことにした。
建物の中では聞こえなかった雷の音がただ一回、「ビーン」という鉄筋が震えるような音で聞こえて、どうやらこれが落雷だったらしく・・・中央線が止まった(のは帰宅後に知った)。
もう駅まで来てしまってた俺は影響を受けなかったが、中央線途中だった妹は巻き込まれたらしく・・・振替輸送を活用して、ちゃんと帰宅してました。賢い(テツへの道も、近いぞ)。