お互い立ち話だったし、何より今はすっかりお元気そうな笑顔だったので、この場ではさらっと聞き流してしまったが、なんでも大病をされていて、この1年ほど闘病生活だったとさらっと打ち明けてくださった。
俺の「リバウンド*1」もそれはそれで大変な経験ではあったが、なにより直接命に関わるものではなかったし、ましてや俺の場合、当時も今も、結婚もしていなければ子どももいなかったわけで。
お互い「生きながらえた」などというと大げさと笑われてしまうかも知れないが、再び船橋でこうしてお会いできたことの「奇蹟」には、すっかり感無量。
いつもならこの後、間違いなくビールなのだが、今日はまだ中目黒での演奏が控えている。メンバー全員、神妙な面持ちで（^^; ビール抜きの昼食。ミュージックストリートの趣旨である「町興し」に共感して、駅前で個人経営の中華料理店に入ってしまったもんだから、周りは昼間からアルコール摂取のお客さんばかり…なかなか心的に、過酷な状況だ。
俺はここでデジカメの動画を見て、（前述の通り）ようやく自身の「痛恨のミス」に気づいた次第。先ほどまでの達成感も一転、かなり凹んだ。
昼食の後は、秋葉原にマイク・ケーブルを買いに行くというFUNEと、それを案内しがてらミヤビンさんの個展に顔を出すという真司さん、というわけで一旦解散、中目黒現地集合。
俺はせっかくだったので、「ふなばしミュージックストリート」で少し、他のバンドのパフォーマンスを楽しんだ。
ジャズ、フュージョンを好むので、プログラムを見てそれと思しき会場、「西武船橋店カーニバル広場」*2に行ってみると、丁度ビッグバンドの演奏が続いている時間帯だった。
それからメイン会場である天沼公園へ。
プログラムでは終日ファミリー向けの演奏が続いている印象で、ウチのメンバーの嗜好ではなさそう。そういえば今年はプロ・ミュージシャンの招聘が、あったのかなかったのか、我々にも事前に、これといったアナウンスがなかったな。
ここにしかない飲食ブースのコーナーはどこも行列で、ただでさえアルコールが禁じ手の状況で、「欠食児童」な状態のメンバーを（昼食に）連れて来ようなどと思わなくてよかった、と自身の判断の正しさを確認。間違いなく全員、待たされている間に暴れ出すか、tATuになっていただろう*3
それにしても、中目黒までのなか待ち時間が、長すぎるな。せっかく「鳴り」が戻っていた身体がすっかり冷えてしまった。この後、フェイスビル連絡デッキに、「Knights of The Night」の名前に惹かれて観にいったジャズ・ボーカルのユニットが「当たり」で、演奏を満喫してから船橋を後にした。移動の地下鉄車内で、さすがに一旦オチる。
