そんな紆余曲折がありつつ(?)、ようやく楽譜を一曲分、でっちあげました。

ピアノ譜なんてまともに書いたことがないので、作譜ソフトそっちのけで、結局手書きに逆戻りしちまった。
これがアカペラ譜だと、一段に1パート(つまり一音)だし、音域も人間の声だからそんなに広くない。一方ピアノ譜となると、まず音域だけでも、改めてまさに、ひとりオーケストラ・・・。
なるほど、音大へ行くともれなくピアノレッスンがついてくる、というまことしやかな噂も、必要性あってのことなのだな、と。

ト音記号で、

五線の下はどこまで書いてもいいんだろう。へ音記号では、下にはみ出しちゃった音をどこまで瞬時に読んでもらえるもんなんだろう。

鍵盤上で隣あった音の黒丸は、棒の右? それとも左に書くもの?

どっちにつけりゃいいんだよ、半逆切れ。
手元にある市販ピアノ譜をパラパラめくりつつ、似た様な書き方表現をしている譜づら部分を何とか探しだしつつ。いまさら楽典からやる気は、全くなし・・・。こうしてお絵かき気分ででっち上げた譜面はいつも、俺流。小学校の音楽の授業で担任教師から、ト音記号の書き方と付点の位置を直されたことを強烈に思い出したりして。今、あれやられたらまたマッカッカな譜面になってしまうな。
一方、音楽専任の教師には、後にも先にも直されたことはなかったが。悪筆の大作曲家、なんていっぱいいるもんねぇ実際。
担任にしてみればなぜそうしなければならないのかわからないままの、マニュアルどおりの指導だったのだろうと思う・・・。
んで俺は結局、演奏の際に必要なことは、口頭伝授、してたりして(譜面の意味がないじゃん)。

棒や付点が抜けてるのに後で気付くなんてのは日常茶飯事。

小節線なんて

定規使わないから、どうも左へ切れていく傾向があるのが、気になるといえば気になる(性格同様のねじ曲がり方?)。
曲の終わりの方になるにつれて、疲れがでてきてこういうヌケも多くなる。しまいには書いた音が本来の音と3度もずれていたりして。線の上の黒玉、というだけで、一本分ずれちゃっているわけね。実は目がモノを見ていない。
最初はコードネームも付記してみたが、慣れないことは続かないわけ。ワン・コーラス終ったところで、挫折。
ここんとこ、檀ちゃんがコード記号だけ見て、パラパラ弾いてるのに出くわす機会が多かったのだが、うらやましいくもあり。しかし、この期に及んでも努力というものをしないので、いつまでたってもできるようにはならないな、俺(^^;

歌詞はまぁ、多分俺しか読まないからいいや。

参考にしたオリジナル曲と邦楽カバーで、歌い手によって歌詞が一部違っちゃってるんだけど。どっちが正しいんだか(と、書くと曲名がわかる人にはわかってしまうが)。

最後の最後に、テンポ表示を書き忘れてるのに気付く。

それでも、最初の一小節一音だけでもポーンと音を鳴らすと、CDと同じ響きがした時には、思わずにやけてしまいます(実はオリジナルは、微妙にピアノの音が低い・・・あれ・・・?)。これがアレンジ譜だと、実際に音にするのはメンバーに音出しをしてもらうとき、それはそれで想像するだけで楽しくなっちゃいますが。
週末の、エセ「ひと仕事終えた感」とともに、コピーしにコンビニへ。道々でさらに目を通すと、歌詞がまるまる抜けてる部分を発見しちゃったり。
最後の最後まで直しがはいるねぇ。