それにしても毎度毎度、

周囲の知り合いに不思議がられるまでもなく、何であんなに「事前」緊張してたんだろ、俺。
ともかくメシは、歌い終わるまで喉を通らない。
酒はもちろん飲めない(すでに二日酔いのせいでもあるが)。
しゃーないので、壁際の方で口数少なくおとなしく。
もちろん与えられたプレッシャー、というほどのものではなく。
他の曲目が、当日その場の打ち合わせで変わったって、別に文句もなかったし、くらいのもので。
フツー、パーティーでの演奏ってそんなもんでしょ、状況次第で。別にライブじゃないんだから。
つまり、コレさえ除けば、俺としても別にここまで緊張する理由はなかった気がするわけで。
結婚式後のパーティでの、演目「青春の影」。
さすがに歌詞、間違うわけにいかないじゃない、ベタすぎて。他の曲だったらともかく。
やっぱり昨夜も、うなされましたよええ。
それでなくてもリード(とベース)って、何があっても事故るわけにいかないのが宿命だしなぁ。
あまりにベタな選曲、というのも考えものだ。
つーか正直、そろそろ飽きたかも。もとよりいい曲なんだけどな〜。
自分が歌うということに関しては毎回、不完全な良心回路がうずくもんで。

きみを幸せにする それこそが
これからの僕の生きるしるし

って、最もありえないよな俺に。こんなセリフ。なんたって自分の幸せが、一番大事だもの。
もっともこんなにわかりやすい歌を、演じ切れなくてどうする。この程度で文句たれているようでは、歌い手としてキャパシティーが狭すぎるのだよ、俺。
こころのなかの、もうひとりの自分とカット宇宙、じゃなくて葛藤中。
(なんでこんな変換するかなぁ、スパッ!)