早く着きすぎた中目黒の駅前は、ビル風が強かった。

のど飴と、本番後に吸うつもりでたばこを補充した。終演後に気持ちよく吸えれば、ほぼ一ヶ月ぶり。数時間後の自分に、ご褒美を用意してますが。またすぐ、次の本番に向けて禁煙です。
ふっと覗き込んだ露地に馬頭観音の社があったり、昔ながらの洋食屋や商店街の趣があったりしてちょっと見、暮らしやすそうな街。渋谷も、横浜も電車一本だ。
ラクヤの楽屋は、客席の真下という珍しい構造。
以前のバック・イン・タウンの時同様、とても居心地がよい楽屋で、出番までの時間をユルユルと・・・先程入手したたばこのパッケを、「あ〜れ〜」とか呟きながら、回し開けしてみたり。本人、時代劇でよく出てくる悪代官が美女の着物の帯を解いていく、アレのつもりなのだ。すっかり、ひとり遊び中。火をつける気はもちろんなく、咥えているうちに、耳につっこんでみたり、鼻にさしてみたり、たばこと戯れはじめ・・・箸が転がってもおかしいお年頃のメンバーにだけ、微妙なウケ方してました(他のメンバーは多分、枯れてるというよりは、またアホやってるよコイツ、みたいないつもの楽屋風景かも)。