さようなら、2005年

12月上旬に抱え込まされてしまったイベントの余波で、遅れに遅れている日常業務の帳尻合わせがシンドイ。
差し当たって、机上に積みあがった書類の山! こやつらをなんとかせねば。
大迷惑なことには、隣の机(PCラック)上や、普段使っていない、向かいのボランティアさん用机にまで崩落してしまっている。


ついでに事務所内の大掃除も、しちまうか。
というかこの機を逃すと、今度はいつになるかわからんし。
・・・俺以外の誰も、やりそうな素振りもない。


で、事務所内が無人になるタイミングを虎視眈々と狙いつつ、
最終週には「一日、一区画」の整理を、ひとり高らかに宣言し、業務の合間に、来る大掃除に備えてゲリラ的に片付けを開始した。


年内最終営業日だった28日は、事務所で18:00から、上司が「仕事納め」と称して飲み始めてしまった・・・こういうことだけはちゃんとやるのね。
予定通り明日にすっか、ひとり大掃除。
酔い覚ましもかねて施錠しにいった会議室でピアノを弾いてみる。既にかなり、フラフラ〜。
音を聴きつけてか、同じく年内最終営業日だった他部署のみなさまが、帰る道々に声をかけてくださった。
「今年もお世話になりました」
「よいお年を」
今年は担当換えがあったおかげで、
「館内で俺の顔を知らないヤツぁモグリだ」
という立場になったため、急にこういったお知り合いが増えた。
自分からの「営業」を得意としない俺としては、快挙か。
比べるべくもないが、
どっかで趣旨とっちがっちまった、年末のもうひとつの「唯一絶対神」イベントよりは、たったのひとことを掛け合うだけでお互いがこころ穏やかで暖かくなるという、日本らしい風習じゃありませんか(←あくまで、自分中心)。


ひとり出勤の翌29日は、預かっちまった他部署のゴミを、年内最終収集時間に間に合わせるように、事務所へ。
・・・しめしめ、他に出勤しているやつはいないな。
まずは山となった資料を黙々とファイリング。
狭い自分の机の上では到底収まりきっていないので、応接用机にぶちまけての作業。
電話は鳴らないし、
来訪者はないし、
ラジオに耳を傾けながら、捗るハカドル。
グルーブラインが始まる16:30までには余裕をもって、机の上が片付いた。
この際だ、レイアウトも変えちまえ。
使っていなかったPCラック上のPCは解体、倉庫へ移動。
空いたPCラック上へは、机上にあった書棚を移動、という手前勝手なテリトリー拡大作業。
さらに倉庫内の「デフラグ」作業をやって、
今年辞めたチーフが使っていた椅子をみっけてきて、グレードアップしてみたりして。


仕上げはラジオでグルーブラインでの、常連さんたちの投稿に笑わされながらの、陽気な床掃除。
茶殻を撒いての、掃き掃除だ。


30日は、あらかた目処もついていたので、別に時間厳守の必要もない午後からの、お気楽出勤。
昨日は入り口付近を、今日は窓側から、の延べ2日がかり、マイペース床掃除。
っつーか別に、掃除が好きなわけじゃないから、俺。
・・・見るに見かねて・・・それにしても、あ〜、すっきりしたっ!
せっかくだから今日も、グルーブラインを聞いていきますか。
というかこんな年末ぎりぎりまで、通常通り放送していてくれて。
おかげでひとり仕事でも、侘しくないよっ。
昨日はHMVの生放送スタジオまで、「年末の仕事仲間」として応援に行こうかと思っていたが、ハチ公前交差点での、「幸せなふたりたち」だらけの光景にすっかり、気分が悪くなってしまい(これはホント)、挫折。
往復の電車がガラガラだったのもこの2日間、仕事の進捗にいい影響があったわけだが、
それにしてもいったいどこからわいて出たのやら、この人たち。
東京は帰省でヒトがいなくなってしまった、というわけではなかったらしい。
そんなわけで予定通り(?)、2日遅れで年内の業務、つつがなく終了。
事務所内にはゴミ袋がたくさん・・・(年内収集は終わりました)。


帰宅後は、何の気なしに自ら読み返しはじめてしまった、一年分の「下丹田」。気づくと2時間も経っていた(ダイヤルアップだから仕方ないか)。
いろんなことがあった、といってしまえば月並みだけれど、
精神生活上も、アップ・ダウンの激しい年だったなぁ、文面からも明らかにわかっちまう。
感情が動く、というのはヒトとしては当たり前なことだが、ようやく少しは、喜怒哀楽が出せる、人間らしい暮らしになってきたか、をい。
それにしても自分の一年を、こうやって時間が経ってから客観的に振り返れるというのは便利だ。これだけ書いてくると、さすがにおもろい文章もあったじゃん(コメント欄のやりとりの方が秀逸な場合、とかも含めて)。
「通信」時代は、どこか自分が出し切れていない、もどかしさが先にたつことの方が多かったからなぁ。っていうかバンドのHPの一部という位置づけだったので、自分でも気張りすぎてテーマがよく把握しきれていなかったもんだ。
そういう意味でも面白い年だったよ。
さようなら、2005年。