そんなわけで、すっかり仕事で気分は腐りきっていたところへ、週末本番前の、最後の通し練習。
故あっていつものように長文を書いている余裕はないところなのだが、
そもそも、練習場へバスで移動中に聞いていたラジオから、元ちとせのバラード曲(曲名が・・・わからん)にのせて、Wカップ日本戦の音声実況(もちろん録音)が流れたとき、不覚にも涙が出てしまった、というような不安定な心理状態だったせいか・・・(本人、サッカーには全く興味なし)。

歌っている最中、メンバーの顔を眺めまわしてしまった(「太陽にほえろ」の、殉職シーンのイメージ)。
あたりまえのように、何の不自然もなくココで自分が歌っているという風景なのに、ある瞬間、妙に冷静に「客観視」している自分がいた(幽体離脱?)。
ことばにしてしまえば、自分がこの輪の中に存在していることが「嬉しい」という感情が一番近いんだろうけど。
普段の自分が一般的に考えているソレとは、何かちょっと、ニュアンスが違ってた。
「宇宙の片隅」感を感じたというか、ありきたりのことが、すごい偶然の積み重ねの上で成り立っているのを発見した瞬間とでもいいましょうか・・・。
なんだかひとり、とっても不思議な気分になってました。
・・・と感慨深げに歌っていたら、妙なリフ、入れてくるし。
もぉ〜、ゆたかさんたらっ!(油断も隙もない)・・・面白いから、どんどんおやんなさい(^^;
こんな「普段着」の本番になるとよいね、週末。