よくラジオの渋滞情報で流れる、アレだ。15:10

東名高速上り、綾瀬バス停付近で乗用車8台の玉突き事故。見物渋滞で○km・・・」見物される側に、なってました。
車道に出て見上げれば、丁度上にかかる陸橋に「渋滞最後尾での追突注意」の横断幕が・・・(頻発してるのか? ここ)。事故の「専門家」たちが、この現場で真っ先に、どういう情報を収集するのか、どういう意図が混入して、どう解決しようとするのか、なんてことを考えながら、警官と各車の運転手とのやりとりに、耳を傾けていた。
もろもろ事故後の処理が行われている間、同乗者としては車の中で待機している以外にできることはないのだが、山本さんが、ラジオからたまたま流れたのにあわせて、くちずさんでいた「いそしぎ」。ステージと違って、呟くように唄われたのが、しびれました。これ以上ない、ナマ声環境。

トラックが車列にいたら、あれが(メンバーとも)今生の別離になるところだったわけか。落ち着いた今ごろになって、青くなってたりする。
それにしてもこういうとき、止まっている車列に対して、わざわざ窓を開けて「ばかやろー」の罵声を飛ばしながら通り過ぎていけるドライバーの神経がわからない。渋滞にいらいらしているのだろうが、こっちだって被害者だ。
そもそも理不尽な急ブレーキを踏んだ先頭のヤツは、自分が追突されなかったというだけで、恐らく自分が原因とも気付かず、さっさとこの場から退場しているわけだし(他車に目立った過失がない場合、最後尾の車が前方不注意で加害者、ということになるらしいが・・・)。
開いた窓に、空き缶でも投げこんでやればよかったか。危ないから直情型の、前頭葉がないヒトは車を運転しないでくれ。

その後はこれといった渋滞にはまることもなく、甲州街道京王線の手近な駅で降ろしてもらい、帰宅。最寄り駅の写真屋でフィルムを現像に出し(まだデジカメじゃないんだよ)、一旦自宅に荷物を放り込んでから、とって返し(写真の受け取り)。
・・・ついさっきまで、奥静岡の陽だまりの河原にいたのが、夢のよう。