緊張感?

元々、自分より緊張している人間を楽屋で認めると、自分は緊張がなくなるというタチの悪さはあったものの、今回はのっけから緩みすぎか(自分でもちょっと、怖くなるくらい)。なにせ暗譜しなけりゃいけない曲の楽譜を、先日の練習以来今日に至るまで開けていなかった。おまけに歌詞は英語。さすがにヤバい。
それにしても、ステージ上でいらん緊張はしなくなったなぁ。これも本番続きのスケジュールのおかげか。ありがたいことです(俺の人生が、こういうことができるタイミングにあるということが)。
14:00集合の現地に、トントン拍子に乗り換えたら12:30に着いてしまった。
魚の跳ねる大岡山の川岸に腰掛けて暗譜していたら、ものの数十分で(画像として)頭に入ってしまう。これには本人もビックリ。
それではと、とにかくちゃんと座りたかったのに加えて、このところ静岡対策でメンバーが変わっていたりして、声の出し方が違っていたりもしたので、生まれて初めてながら、「ひとりカラオケ」を挙行した。
さすがにまだ、土曜の昼過ぎとあってガラガラ。
声出しの効果、というよりは、客がいるわけでもないのに、慣れないせいから妙な緊張感も伴って、カラダとアタマがいっぺんにシャッキリ、起きてくれた。この爽快感は今後、クセになる、かも。やっぱり一度、がっつり大きな声を出しておかないと、ダメな性分らしい。
この緊張感に拍車をかけるわけでもないが、普段歌うような曲は一切排除したから、なんだかカラオケの練習してるみたいになっちまった*1
ホントのハナシ、キートンさんの「送別会」からこっち、カラオケ自体にも行ってなかった(除く、バンドの練習)から、もう何年・・・? 最初の数分、フロントで渡された選曲画面の使い方が判らずに途方にくれたくらいだ。カルチャーショック・・・(^^; 昨今はもう、歌本とリモコンじゃないのね。

*1:そんなカラオケでの、「裏」セットリストはこちら:山下達郎/夏の陽、bird/フラッシュ、川口大輔/Will、ハナレグミ/家族の風景、クレイジーケンバンド/メリメリ、スガシカオ/夏陰ケイタク/少しだけ・・・、ミスチル/And I Love You、スムルース/冬色ガール・・・う〜ん、少しは芸の幅、広がったのだろうか