あきばへ買い物、といっても

今夜にするか明日の夜にするか迷ったが、結局今夜、残業を 諦めて 放り投げて秋葉原へ。
楽器店がのきなみ8時までしかやってないのは、社会人に音楽をやらせまいとする何かの陰謀だろうか。
日比谷線一本で出られるとはいえ、茅場町回りというと結構遠回りで、運よく座れた車内でうつらうつら。
予め調べておいた番号の出口から出たら、びっくりするくらい目の前にありました、イケベ楽器・リボレ秋葉原店。忙しかった昨年末、実物を試打もせずに、と馬鹿にされつつネット販売でスネアを買ったのだが、その際の発送元もこの店になっており、ざっと店内を見ただけでも品揃えは抜群。やはりちょっと変わったことを思いついた際には、こういう専門店に相談した方がよかろうということで、遠路はるばる。
閉店時間まで間がないので、意を決して店員をつかまえ、「スネアいっちょに、シンバルを取り付ける方法はないだろうか」と相談。ほどなく取り付け金具とおぼしきハードウエアを取り出してくれ、「もし(手持ちのスネアスタンドに)付かないようだったら、返品してもらって構いませんので」。
これにすっかり気をよくしたので、シンバルも見立ててもらうことにした。ライド時々クラッシュ、という使い方になること、あまりかさばりたくないこと、という条件と、予算は一万円以内という無謀な要求(どうせ今後も、車でも買わんかぎりドラムをフルセットで買い揃えるなどということはなかろう。ドラム未設置な場所の本番でだけ使用、練習ではスタジオのドラムを使うだろうし・・・)。サイズは、本来のライド・シンバルだと20インチとか馬鹿でっかくなるので、16インチあたりでどうでしょう、ということで3点ほど候補品を出してもらう。実は生まれて始めての経験にどきどきしつつ、そんなこちらの素振りを悟られないように、「へー」とか「ほー」とかいいながら試打させてもらう・・・思った以上に音、違うもんなんだなぁ。
スティックのチップ音がはっきりしていて、一番明るい音に聞こえた一品に決めた。前もって同店のネットショップであたりをつけていたが、ネット上にはなかった型番で、しかもこの大きさでは、ネット上の最安値のものより安かった。満足、マンゾク。