昨夜の「新日曜美術館」(NHK教育)で見た版画家、菊池レイジ

幼少時に扁桃腺を切除した際、副作用で腎臓を病んでいたという。自らの内臓が腐り落ちていくのを実感する日々の中で、銅版画(エッチング)独特のタッチに、そんな自らの体内のイメージを同化、表現していたらしい。
「人間は生き方ではなく、死に方を選択している。死に方を選択すると、おのずと生き方が決まってくる」
精力的な創作活動をした後、22歳で亡くなったという。