ペンギン練習

やっぱ、このメンバーと顔をあわせるとつい笑顔になっちまう。
今の俺、心身ともにかなりボロボロなはずなんだが。
それが証拠に先週の不摂生が一気に吹き出て、右手が久しぶりに火ダルマ状態だ。文字通り何も手につかない。
移転作業だって、ここにきてまだ決断を先延ばしにして移転候補を増やすから、もう間に合わないもんね、俺じゃなくても。「7月末までに移転すればいいんじゃない?」などと平気で口にするようになっちゃった日々。そうでも思わなかったらやってらんない。
夕食をとる食欲もわかないまま、練習スタジオへ。5分早く着いたのでピアノを叩く。声を出すのも久しぶりだなぁ。歌い方まですっかり忘れてるよ。
久しぶりの歌練習は、やはり声帯のヘタリが早い感じだ。
6月中は本番がないので、次の7月本番での3ステ分のMC阿弥陀クジ。今回は選曲まで含めて担当者がやることになりました・・・俺はハズレ。ひとまずほっ。

練習後はたばこを一本吸っている間、いつの間にかスタジオ向かいに開店していた「まっち棒」という和歌山ラーメンの店に、このまま入ろうかどうしようか迷っている。なんでも潤哉さんとまほちゃんが「有名店だ」といっていたので。練習時間を、俺の勤務状況の変化に伴って30分繰り下げてもらったのは、いつからだったっけ。今は試験的に元に戻っているのだが、それでも終バスに間に合うようになったのは、どうも俺だけらしい。
ま、ここまできて急いで帰る理由もないな。
結局立ち寄ったそのラーメン屋、どうやらこってりミソ味に細めん、というのが和歌山の定番らしい。個人的にメンは太めが好みだったが、一口食べてみて考えが変わった。見た目は細いが腰のあるメンは、歯ごたえ十分。メンにもちゃんと味があり、一口目でふわっと口中にひろがる感じがクセになりそうだ。こってりミソ味もよくメンに絡む。しかし後味はむしろ物足りないくらいさっぱり、という不思議。
満足、まんぞく。