先週は、ズタボロ。

個人的なミスの相手が運悪く、名高いクレーマー相手だったため、社史に残るような大事件になってしまった・・・これ以上詳しくは書けないが、今となってはクビにならなかったのが不思議なくらいだ。というかこの手の話には無神経な俺も、さすがにこれは辞表か、と何度か思ったが、庇ってくださる方々がいるうちは報いなければと、なんとか思い留まることができた。
収まった今になってみれば、新しい人との出会いもあったりして、決して悪いことばかりではなかったのだが。

そんなヤサグレ気分の落ち着かないさ中で、暗譜をするために先日の練習録音をループ聞きしている。
「故郷」という、日本人なら誰でもが知っている日本語の佳曲。
Tanto Gutsが歌うカッチーニアヴェ・マリアと、matrixの歌う「心を込めて花束を」が、今のところ俺にとって“目頭を熱くしてしまう率”100%な歌なんだが、今回自分でこの「故郷」を歌うことになってから、こうして録音を聞いていてもうっかり泣きそうになる。もちろん自分たちの演奏がそれほどにもウマイとかいうつもりは毛頭なく、この曲が本来持ち合わせている、強烈な音楽の力が拙いはずの演奏技量を上回ってしまうらしい。
今まで「国歌にしたい曲は?」と問われると、「さくら」と答えつつもなんだかしっくりこない気がしていたのだが、「故郷」なら妙にしっくりくるな、とまで思うようになった。
久しぶりにとっても楽しみな、福島での本番。
その、福島本番直前のペンギン練習へ・・・思い入れが強くなりすぎたのか、平日夜の練習だったせいもあり、個人的に声の出が最悪。却って不安になってたりして・・・。

例によって単独行動のつもりだったが、うっかり口を滑らせてしまった、福島帰りの温泉立ち寄りプラン・・・俺は引率しねぇからな〜(^^)*1
っつーか先月のごたごたの際、腹立ちまぎれに往復とも特急券買っちゃったんだけどさ〜。

*1:東京に帰れなくなっちゃっても知らないよん