都内、某中学校にて(別に伏せなくてもいいんだが)

客席の状況が全く読めないこともあり、平日にも関わらず前日も練習をして臨んだ本番当日。
フタをあけてみれば想定外に、中学生はほぼ全滅*1。てっきり今日の午前中が卒業式なのかくらいに思っていたら、式は来週なんだそうで。
普段は何かと、ライブハウスも含めて飲食店での本番が多いので、いきなり「ご静聴」な雰囲気の客席には、こりゃなんとしてもいつもの自分達のペースにもっていかねば。
というわけで思わず多弁になってしまったのだな、俺個人的には。
他のメンバーがいつも以上に雄弁だった理由はわからんが。
その後は専属司会(^^; 潤哉さんの奮闘もあって、後半に向かってなごやかムードになったのでほっとした。
手づくりのポスター(写真に撮っておけばよかったな)に控え室までご用意いただいており、至れりつくせりだったのだが、ここが寒いのにはまいった。このように鉄筋の屋内よりも外の日向の方があったかく感じるようになると、もう春。
演奏は、急遽ステージ上で「君は薔薇より美しい」に差し替えたりする余裕も(?)。
後で伺った話では、布施さん、このご近所に住んでいらしたことがあったそうで。地域の方々にとっては「共通の記憶」というものだったらしい・・・こういう偶然ってあるんだな。
演奏する側としても、このようにいろいろと感じさせられることがたくさんあって、俺は六本木がフラッシュバックしちゃったからなのか、福島を思い出したのか、「故郷」では不覚にも涙腺が緩んでしまった・・・これは俺の役回りじゃないはずだが・・・っつーかいつもいってるように、お客さんに向かって歌いかけてる方が泣いちゃ、ダメでしょ(><)
なんだかいつも以上に客席からいろんな思いをいただいて、少子化により数年後に統合が決まっているというこの中学校を後にした。

*1:どーもそもそもが、そういうイベントではなかったようだ