ありがたいことに、幸せな本番が続いているね、ここんとこ。

帰りの京急の中でS夫妻と
「いろんな人たちに支えてもらって、人脈に恵まれたバンドだよね」
と話していて、酔っ払っていたこともありちょっとうるうるきてしまった。何であれ続けていくということは、それだけで大変なことなのだ。
当然、これまでギブ・アンド・テイクで信頼関係を築いてきたメンバーの努力もあってのことだと思う…俺は外野で騒ぐくらいが関の山で、何もできないけどね。

「プロにはならないんですか?」とさっきくんくんしーらやのお客さんからも訊ねられた。確かに今の我々、「音楽活動でメシを喰う」、という矜持も真剣さも、もちろんステータスも持ち合わせていないかも知れない。だけど何よりも自分たちが音楽をやっていく上で大事にしていきたいと思ってきた、自分たちの音楽スタンスや、こうしたお客さんたちとの直接交流や…メシの種にしなくていい、ということと引き換えに、本当に大きな「贅沢」させてもらっているなぁ、と思う。アマチュア冥利に尽きる。
前回にひきつづき、リクエスト(こちらは今後の演奏に向けてのアレンジ課題)をいただいたりして、こうしてバンドのカラーに対して直接ご意見をいただけるのもありがたい。
ひとりでお見えになっていたカウンターのお客様からの、「一杯おごらせてください」とのおことばにも甘えさせていただいてしまい、大変恐縮しつつ、終演後に生声で「花」の演奏をプレゼントさせていただいた。

おいしいビールをいただいて、酔っ払ってバカ笑いしていたからアタマが猛烈痛い。
途中で記憶がトンでいて、次の記憶は、ちゃんと車内の同じ位置の席に座っているのになぜか井の頭線の車内(ってわかっちゃうアタリも、どーかと)。
いつ乗り換えたんだろーか、俺ってば?