鬱陶しいねぇ。昨日と10℃も気温が違うと。

だいたいが6月って、やる気が沸いてこないんだよ、何事につけ。
こんな陽気で、気温差。金魚だったらとっくに死んでるんだし、仕方ないか。
期限のある仕事だけ、粛々と。
ここで無茶して潰れちゃう同病者をたくさん見てきてるからね。
手を抜きますよ、俺は。人生高々あと半分も、残ってないし。
「忙しい」をいいわけにするの、いやだったんだがなぁ。もしかして今の俺、忙しいのか? どーもデスクワークの忙しさっていうのは、俺の「忙しい」のイメージと微妙に違う。達成感に欠ける。
小さい「ハードル」が続くような仕事は、都度小さいながらに達成感が伴うもんだが、今のようにシビアな期限に向かって、継続中の仕事が枝分かれしながらだらだら続くのは、苦手だ。
そもそもヒトとしての俺のキャパシティが、こんなにも小さすぎることに問題アリ、なんだが。今の俺とは比べものにならないほど忙しいのに、Coolな顔して仕事してるヤツはいくらでもいる。

そんな中、例のアキバの件も好むと好まざるといろんな記事が目に入ってしまい、ますます気分が塞ぐ。ここでこうして愚痴を書いていると、なんだか自分も段々、似てくる気がして…。
「あの程度の理由でこんな惨事を起すんだったら、今頃お前(俺のこと)、何度ムショに入ってるかわからんよな」
と父から、冗談とも本気ともつかないコメントまでもらった(そうなったらモザイクで謝罪記者会見…したいのか?(^^;)。

ヒトは何故、あんなにしてまで文章を書くんだろうね。
「彼」の携帯サイトも、少しずつ報道されているようだが、読んでいるうちに背筋が薄ら寒くなった。
コメントのしようがない自虐的なことばの羅列。1行から2行で細切れに更新される、数分おきの心情の吐露。最初のうちはコメントをしていたヒトもいたようだが、自分から書いているのに、全くコメントを受け止めていない。そのうちにコメントするヒトもいなくなり…そして誰からも反応の得られないまま、延々とひとり続いていく短文の羅列…。
足跡がついてしまうSNSでも、読んだヒトにコメントを残すのを強要する個人日記が話題になったことがあったけど。
こういうヒトは、そもそも日記を書いちゃいけないんだよ。完全に、悪循環だ。
ここでも何度か書いたことがあるけど、孤独感を埋めようとして考案された数々のツールは、使いこなせないヒトにとっては却って孤独感が増すものだ。
人間の孤独感は、生きている間は決して、無くならないよ。数年前と違って今の俺は、そのことを知っている。
「彼」は、与えられるのをただ待つ間に、周囲の人たちに何かを与えることはできなかったのだろうか、そこには思い至らなかったのだろうか、ただそれだけを思う。