いろはのよ(合唱団ひぐらし)

潤哉さんからご招待いただいた、合唱団ひぐらしの演奏会。い・ろ・は・・・の順に回を重ねてきて、今回が・・・(いちおー数えてみる)・・・15回目、ということらしい。
改築後の杉並公会堂は初めて。ステージの後ろまでぐるっと客席(今日は立ち入り禁止)がある構造、すげー。
本能的に満席の1階を避けて、2階の最前列へ。
「クレーの絵本」という演目は、学生時代から好きだったこともあり。田中信昭先生の指揮で歌ってたときのことを思いだし、ああ、あの時の練習でのご指導はこういうことだったんだな、などと今頃になって妙な得心がいったりしながら聞いていた。それだけ、自分のイメージに近い印象の演奏だった。
今日の「目だま」は最終ステージ、松永ちづるさんアレンジの「昭和40年・紅白歌合戦」・・・だったわけだが、残念なことにこの後、自身の練習予定が入っており、冒頭数曲で途中退出せざるを得なかった。ちづるさんご本人も出演されていただけに、最後まで見られなかったのがとても残念。
ただ、調子が出ない冒頭だけに限ってだが、やはり合唱団にとっては勝手が違うものという雰囲気ありあり。あの後、客席があったまってくればかなり状況が違ってきただろうと想像するが(とまどっていたのは客席層の方か?)。編成が編成なので仕方ないが、楽器との音量バランス、というよりは音質と、生声の合唱との組み合わせは、結局耳慣れるとこまでいかなかった。日ごろPAを通した音ばかり聞いているからなぁ。合唱に関しては、耳がすっかりサビついちゃってるのは俺の方だろうけど。やはりつい、テナーに耳がいってしまうな・・・。