よしだいいづか(駒沢)

ギター&ボーカル・ユニット、「吉田飯塚」(でいいのだろうか?)のライブ(というかショーケース)へ。
駒沢大学駅近くの今日の会場は、元々レッスンスタジオのようなつくりで、折りたたみ椅子を並べた客席、壁際にはカウチ・シートがある、といったなんだか不思議なつくり。慣れれば音楽友だちの家に遊びに来た、という居心地になるのだろうが、雑居ビル然とした入り口階段といい、一見さんにはやや敷居が高い感じ。
特にどこかからキューが出るわけでもなく、なんとなく時間になったからと始まる本番。
最初の一聴から、ギターのリズムが格段によくなっていた。音もはっきり。先日の録音が役に立ったのなら、嬉しい限り。
この会場の慣れない雰囲気(少なくとも飲み屋ライクではない)で、なおかつ出演者とはいえ今回は完全な「アウェイ」、さぞかし緊張しただろうな、と思ったが演奏からはもちろん、そんなトゲトゲした緊張感は全く感じられず。そういう意味ではいつものリラックスムード。
こういうのが大事なんだよな。その人の演奏を聞きに行くと、約束されているもの。
しょーこさんののびのびとした声からも、存分にゆったりオーラをもらう。
ティービーのオーバージョイドなんかも、複雑な転調を難なくこなしちゃうあたり・・・変わらないようでいて、チャレンジし続けることも忘れていない。実は演奏している側は全然ゆったりではないだろうことは、俺自身も演奏するから承知しているんだが、客席からそういうの感じ取られるようじゃ駄目なわけで。
そつなくこなしているように見えちゃうんだけど、実はすごいことやってたんですよね。
それにしてもやっぱり、声って不思議な楽器だなぁ。

最近、酒の悪影響を翌々日に引きずるようになってしまった。この日も一滴も飲めず、早々に引き上げる。すまん。
明日は代休なので、渋谷でグルーブラインの生放送へ。一週間遅れの俺の連休。