南阿佐ヶ谷・さんはうす

英さんたちは日ごろ出入りしていたらしいけど、なにせ演奏させてもらうのは初めての場所なので、前半はややねこっかぶり、おとなし目な曲でBGMを狙い、後半は派手目の曲を集めてみました、曲順。
さてその演奏の方は、そんな心配は全くなく、ノリのいいお客さんに助けられて、途中から妙なテンションに。
身体の動き、キレが普段の練習と全然違って、格段にいいのが演奏していて自分でもわかった。
・・・こういうのはここ一番の本番でないと、出ないんだよなぁ。
他のメンバーの楽器が放つ音を、能動的な打点で切り取っていく心地よさ。相乗効果か、メンバーの音にも徐々に熱が加わっていくのがわかる。
もちろん、ちゃんと入ったつもりが入りそこなっちゃったイントロとか、途中でネタ切れ、瓦解しかけたソロとか・・・まだまだ個人的な問題はアリアリだったが、とても気持ちよく演奏させてもらうことができた。

終演後がまた楽しくて・・・
マスターが、ステージ上に収納してあったエレキ・ドラムを引っ張りだしてくれて、この初めて触る高価な「おもちゃ」をみんなで代わる代わる、叩いてみる。
「ドラムって、いつもこんなすごいことやってたんだぁ〜」
・・・いやいや、俺、タムと足(バスドラ)はいつも使ってないでしょってば・・・。
ハイハットが物理的に動くタイプではなかった*1ので、開き具合を目で確認できないとこうもタイミングを取るのが難しいのか、と思った。
英さんが何を思ったか「青春の影」をキーボードで弾き始めちゃったので、なんとなくに始まって結構マジに歌い通してしまう・・・いや〜、意外とちゃんと、覚えてるもんだなぁ俺。
その後はマスターがギターを片手にビートルズを弾いてくれて、みんな思い思いの楽器を手にセッションが始まったり、俺はさらに調子に乗って、今録音作業中の曲をピアノで弾き語ってみちゃったりなんぞする・・・もちろん泥酔しているので、音は途中から無茶苦茶・・・(歌だけはキーを外さないって、どーなのよ)。
いやー、久しぶりにとっても楽しいどしゃめしゃ具合でしたね。
・・・へ? 前回は、「緑色の顔」してたって? 俺が?・・・(どんな顔色っ!?)

*1:ほぼ、ピアノのペダルのイメージ