行ってみましたBunkamura。

去年までの俺だったら、結局面倒くさくなってまず行かなかっただろう。
なけなしの新年気分がまだ少し、残っていたらしい。
内容は、完全にタイトル勝ち(もちろん決して、内容に偽りありだった、といってるわけじゃないよ)。
ピカソとクレー」といわれれば、俺みたいな素人もつい10年ぶりに足を運んでしまうわけで。実際には、同時代の画家の作品が一望できる展示。20世紀の抽象に向かっていく絵画の流れが素人目にもわかりやすかった。ちゃんと勉強しているヒトにとっては、もっと得るものもあったんだろうな。なにしろ「現物」。残念なことに学のない俺にとっては、ありがたみも「やや薄」か。もちろん期待に違わず、お気に入りのパウル・クレーの絵と、数点あったマグリットの絵を実際に見られただけで、大満足だった。
しっかし、うっかり通り抜けた東急本店の1階は、一流ブランド店がずらり。日ごろ全くご縁のないハイソな雰囲気には、すっかりやられちまった。