武田真也Presents「めがねの弾き語り部の夜Vol.2」(ノミの心ぞう)

そんなわけで久々に、「秘ぞう」ならぬ「心ぞう」がウクレレの2人だけで(!)演奏したという前半のステージを、客として(?)目撃できなかった。残念だぁ。
楽器かついで雪の中、ドタバタと駆けつけたライブ・ハウスはなんと。
ちゃんとした楽屋があるっ!
日ごろ単独では中々出演させてもらうことのないような、ちゃんとしたライブハウスです。
壁一面の鏡を使って、写メしてみました(さすがに暗いね、画面が)。
この雪で道中を心配していたお客さんたちも、ありがたいことに演奏が進むにつれてだんだん増えてきた。
一方、各バンド演奏の方は、前半やや「巻き」ぎみで。
お目当てのバンドの予定演奏時間に間に合うよう、それぞれに駆けつけてくださっているお客さんは大丈夫なのか? などといらぬ心配をしてしまう。

俺は先日「一目惚れ」(美人店員に、ではない、はず。断じて・・・)で購入した10インチ・ハイハットのデビュー戦。
まだちょっと、音が暴れるか。径が小さい分、叩く場所が違うと極端に音が変わるので、慣れる必要がありそう。鳴り音は直径に比して小さいから、クラッチ緩めで大丈夫なんだな、と直感的に思ったが。
それ以上に相変わらず気持ちの切り替えが難しいのが、平日の本番(とかいいつつビールを既に2杯。)
テンポキープがやっと、という感じ。
客席の「若者たち」のこころに何某かでも、残すことができたのだろうか、おっさん俺たちの演奏。

トリはもちろん、今夜の主催者、武田さんの弾き語り。
「虹」「ノック」・・・俺が好きな、武田さんの曲。
アウトプットしたい思いが、まだまだ強くあふれ出てくる人なんだな、多分。
ひな祭りの今日がお誕生日だそうで、29歳!
何してたっけ、俺がこの年齢の頃(あぁ、無職寝たきりだった頃か・・・)。
随分と遠〜くまで、来ちゃいました。

仕事が繁忙期の真司さん、体調が思わしくなく、今夜は万全を期して早退。
残るメンバー3人で、他のバンドの方々と韓国料理屋でのウチアゲに参加。
久しぶりにマッコリ、肉三昧。
目の前を通勤電車が行き交う窓際の席は、それどこじゃないっす俺(すっかりテツ・モード)。
しまいにゃ保線用のモーターカーまで走ってきて・・・おっと、終電いっちゃったのか?(この時点では、終電の早い埼京線だけね)。

雪のお陰で終電近くの電車は、遅れているにも関わらず空いてました。
多くの人たちが交通の混乱を避けて、慌てて帰宅しちゃったらしい。
帰宅の最寄り駅で階段を降りると、0時をはるかに回っているというのにバスが・・・電車の遅れを見越して発車を見合わせてくれていた。想像もしてなかった光景に、一瞬、「時間の壁」を越えちゃったかと思ったよ。