渋谷・フラワーフェスティバル(ノミの心ぞう)

そういえば午前中からの音出し、したことあったっけか俺ら。
というわけで、渋谷駅で迷子になってるメンバーはいるは、この時点での音はかなりメタメタだわで、低血圧な俺だけでなく全員がなんだか起きていない感じだったらしい。
俺も曲の展開が咄嗟に出てこず、特にリフでカラダが思うように動かない。
てっきりさっきまで、今日は「雨天中止」になるとばかり、思ってたしなぁ。
今朝の出掛けには、来てくださる方々からの問い合わせと、主催者からの連絡メールへの対応で、結構時間をとられた。

丁度雨も小止みだったので、リハスタからはタクシーに乗らず、そのまま会場へ徒歩。

今日は「子どもの日」ですから。
コワモテな俺でも、せめてもの愛想、ということで、バスドラムにはこいのぼり柄の風呂敷、アタマには折り紙で自作したこいのぼりを差してみました(客席から、見えたかどーか)。
ついでに、もう今日はコレしかないでしょ、ということで、途中で衝動買いした、「雨男」Tシャツに着替える。
いずれもMCにいじっていただいたので、満足。
ツカミは大事でしょ、やっぱり。
クリスマスの被り物でもそうだったが、バランスが悩ましいところ。このおちゃらけたナリでいきなり1曲目が「Fly Me To The Moon」だもの・・・まさか全員、眉間にシワ寄せて演奏してたり、なんてことは・・・(^^;)。
子ども向け演目、というほどのものはご用意できなかったが、ゴダイゴ・「Beautiful Name」と、いつものレパからルパン三世の2曲を。

ウクレレ配線用のDIボックスが死んでて、屋外イベントではよくあることだが、ちょっとした水滴がはいっただけでもアウト。卓の一本がずっと死んでた、なんてこともよく聞く話。
こういう時の演奏は、機敏な対応をしていただける、現場の方々のご苦労に支えられている。
ドラムは主催者側で設置していただいたのをそのまま使わせてもらえちゃったので、結局スネアだけ自前。広いステージ上にはひとりずつ、ころがしのモニターがあるというかつてない恵まれた環境。
いつも立って弾いている真司さん以外のメンバーも今日は椅子なし(もちろんご用意いただくことはできたが)で、ドラムセットに埋まってしまっている俺を除く全員が、立ったままでの熱演。
演奏内容だけでなく、様々な教訓をいただいた、いい経験になりました。
俺は終演後、バスドラ前に下げていた風呂敷を回収し忘れて、後でメンバーと飲んだくれていたところに届けていただいてしまった。申し訳ない(自分たちの仕事が終ったらさっさと・・・飲んでるバアイか・・・恐縮)。

降ったり止んだりの雨のなか、ビール片手に演奏を楽しんでいただくにも、あまり屋根がなかったりで。
わざわざご来場いただいた方々、本当にありがとうございました。