復活祭?

本部の方では年間事業計画になかったはずの、10月の「アレ」が、総会を前に一転、復活してしまったらしい。つまり決定の経過が不透明、というやつだ。腹が立つことも相変わらずたくさんある。
あれだけデカイものを今年も切り回す本部担当者には、経験者としては気の毒で、なんとも申し上げようがないのだが、俺は俺で、早くも9月のアレが走り出していて、昨年のトラウマな状況だけがまず思い出されて、思うように身動きが取れていない・・・俺ってこんなに、重いヤツだったか?
そんな中、上司の愚痴を聞くのは仕事のうちだろうし、かといって一緒になってハラを立ててエネルギー消費するのもなんだし、とも思う(相談相手としては、全く役に立たないだろうなぁ)。
みんなが腹を立てて自分を見失っちゃったり、バタバタしてしまって次の一手がみあたらない、ということにならないように、ひとりマイペースで仕事してる(フリをする)のが、俺の役回り、か。
今日も一日、何も手につかなかった。急ぎの仕事がない、ということもあるが、俺に切迫感が足らない、ということかもしれない。

俺が? 代理?
無理無理無理無理、無理。給料上げるっていわれても、やらないよ。
そうやって、自分の人生だけ、自分の思い通りにしようというハラだろう。
「死に方を決めると、生き方が決まる」
といったのは、夭折した版画家の菊池伶司だったか。
俺はカラダに楽に生きることしか、考えていないさ。
責任、とか、専門性、とか、達成感、とか・・・全然無縁だし、今の仕事にしたって何の自負も誇りもない。そもそもそれほど自己肯定的な人生を歩んでいたら、今頃この仕事についていなかっただろう。

・・・うっかり差し出した、つり銭を受け取る俺の右手を見て、そんな顔するなよ。
誰より俺本人が、一番気持ち悪いし、できれば目にしたくないし、切り離してしまいたいと思ってるんだ・・・もう何十年も。
ようやく右手は少し落ち着いた感がある。寝不足と缶コーヒーの摂りすぎ、というところか、今回の原因は。
汗が相変わらずなので、傍目にはわからんだろうけど。とりあえずハシはもてるようになったので、ようやく少し、食事が運ぶようになったところ。
さらに数日たって、やっと張ってきた皮膚はしばらく、ごわごわがびがび。
それでも学生時代よりは、この間かゆみがないだけ全然マシなわけだが。
学生時代といえば、以前知り合いを通じて体験談を寄せた団体から、今度は成人患者対象のアンケートが送られてきた。
「患者のその後」というわけだろう。
俺が学生時代に、社会学を専攻してやってみたかったことではあるけれど、当時の俺には調査のカタチに具体化するだけの能力も、人脈もなかった。
俺が答えたところでこのアンケートの集計結果をもって、頭書きにあったように世の中が変わるほどのインパクトがあるとも思えないし・・・なにより発信団体名の表記、間違えてるよ。
というわけでやっかみ半分、協力できかねてます。

一日24時間、一年365日、自分が患者のひとりであるということを忘れて過ごせる時間は、少しでも長い方がいい。
音楽をやっている間は、(仕事と違って)そんな様々なことも、忘れていられる。