故・谷内六郎さんの壁画

高速道路に1,000円で乗せてもらえないので、遠出をやめて、都内小旅行。
地下鉄南北線の終点、赤羽岩淵駅のほど近く。
故・谷内六郎さんの壁画がある。
写真を見ればおわかりのように、風前の灯火。

もはや個人では保存に限界があるので、取り壊しになってしまう前に八方手をつくされてはいるが、どうも芳しくないらしい。
人通りも多いため恐らく有名なのは、同じ地下鉄・表参道駅A3出口を出て目の前にある、山陽堂書店のソレで、いわば兄弟画にあたる。

途中で十条に立ち寄り、都内唯一という、天然氷のカキ氷を食す。
丁度昼食あけのお客が、お茶代わりに氷でも、という時間帯だったらしく、店の外で20分ほど待たされたが、振り返るとあっという間に、後ろに列ができていた。
肝心の味は、といったって氷なわけだが、雑味のない氷は同じ冷たさでも口あたりがキーンとくることもなく、ふわっとそのまま舌の上で消えてなくなる感じは、氷を削ったというよりはまるで雪のようで、なんとも癖になる。
器の底にもつぶ餡が入っていて、乗っかっている餡をうっかり食べきっちゃってもちゃんと残りの氷を一緒に楽しめる、宇治金時
この写真がないのは、食べるのに一生懸命になりすぎて撮り忘れたため。