国分寺・クラスタ

遠出の翌日なのに、意外と意外に一発点火なコンディション。
楽器の場合は、カラダを動かせることもあってか、演奏が始まってしまえば練習だろうと本番だろうと、緊張するどころか、自分でも不思議なほど冷静に曲の構成をアタマの中でトレースしてて、相変わらず気が向けば歌も歌う。
そうして、風のように、空気のように、音楽と戯れる。
なんだか打ち上げにお客さんをお招きしているんじゃないか、というほど脱力な雰囲気・・・どうやらそんなバンド・カラー、確立できたのかな。
そんな気分になれる本番が、ようやく少しずつ増えてきた昨今。
もちろん現実は、まだまだそんなに気楽なことばかりではないのだが。
少なくとも、以前の俺のような「減点思考」だけではなくなった、らしい。
ぱらぱらと出てしまう個人的なミスは、メンバー全員が拾ってくれる、そんな安心感の中で。

いよいよ秋が近づいてきたので(?)ぶっ速い演奏に戻した、おなじみの3曲目は、テンポ「誰がオチるかチキンレース」(ちなみにイントロでのテンポ出しは、英さんでしたが)。

MCでの「夏の思い出」は、真司さんと仕事ネタかぶり。お互いまだまだ、忙しいです。個人的な望みは、休みの取れる10月まではなんとか夏、でいていただきたい・・・そうするといわれるまでもなく、一年間のほとんどが夏になってしまうな(温暖化?)。
「だから、何?」
という「笑○」のようなキレイな流れで4曲目。つとめてCoolな演奏(のフリ)を心がけなければならないのだが、英さんの、これでもかの三連符ソロに、思わずいつも通りにアツく反応してしまった。

ここで今夜のゲストは、同じウクレレ演奏ながら、さわやかな女性ボーカル・めぐみさん。
たまたま今夜、ノミのレパにあったせいもあるが、大貫妙子さんのカバーなんかも似合うかも、とちょっと思った。

後半はボーカル・しょーこさんを加えての全員演奏。
初出しは何故か、プロ級サンバ演奏者がごろごろのここ、クラスタで、という恐れ知らずな10曲目。
原曲にあったコーラスをつけようと思ったが、すでにそんな余裕は全くなかった・・・ort
「連れて逃げてよ・・・逃げてよ・・・逃げろってばっ!」というキレかかりアレンジに仕上がってしまった(?)11曲目。さっき真司さんがサイゼリアで、あーでもない、こーでもないと作っていたカズー。いざ吹こうとしたらすべって転落(^^;・・・やはり素材に問題が・・・(いわゆる給油ポンプ)。
そしてこの場での通例通り、最後まで満席の暖かいお客様と一緒にドトーのアンコールへ突入。
というわけで次回はまだまだ俺の「夏休み前」、19日の国分寺Gieeでお会いしましょう〜(詳細は、プロフィール欄から)。