第9回アカペラポトラックに出演(俺たち寄せ集め)

いや〜改めて、歌うってぇのは体力使うね、今の俺にとって。楽器は楽器でまた大変なわけだけど。あ、男声だったからか今回。
混声のアカペラだと、リード以外の部分でテナーは、声域からどうしても男女(声)の中継ぎ役なので、いろいろ気を遣ったりするんだが、これが男声Topとなると、混声のSop同様、女王様ならぬ俺サマとして振舞えるので(あくまでも役柄ですよ役柄っ)、そんなキャラの使い分けも、楽しかったりする。
声量も手加減なし、の男声4部。

酒と雑踏のない会場での緊張感も、俺にとってはかなり久しぶり・・・というか、そんなにご静聴されると、照れちゃうぜ(^^;
その場の「空気」を一気にこっち(ステージ上)のペースにもっていくには、相応な「エネルギー」が必要なわけで。これは歌でなくとも、ステージに上がったことがある人なら感じたことがあるんじゃないかと。で、俺は今回、一曲目の一声目からソロ、なわけだが・・・。メンバーもちょこちょこと毎回、演奏するごとにフェイクを変えてきてたりして、そうなるとこっちも負けずに、とか。やわらかアタマになって、当日リハにもなって、曲のエンディングを変更したりもした。交代のバンドさんが入ってきたので、「ヒトが見てるときはやらなかったりして」(ぼそっ)。これはメンバーにウケた。
さらに残り時間があとわずか、というところでもう一曲歌い始めちゃったので、あと数十秒というところで歌いながら(譜面台持って)撤退・・・こっちは交代待ちの方々にウケていただいた。よしよし、笑いとりにいくくらいの(悪趣味だが・・・)余裕があれば、この後も大丈夫だな、俺は。
ここまで練習は正味2回、しかも昔俺が採譜した楽譜の音にそも違う部分が発見されたり、今日の会場リハを含めても3回しかできなかったが、それだけに毎回本番さながらの緊張感、実は本番のステージ上でさえ、演奏ができあがっていく様子をご覧いただくという「趣向」になっちゃったんではないかと。一方で俺の(勝手な)基本指針は男声のときの通常に倣い、メンバー「放し飼い」だったし。こういうスタンス、意外に「楽器(演奏)的」、なのかも知れないな。
もうこうなったら、ウケればいいのよウケれば(大勘違)。というわけで本番中も事故はあったが、笑いが取れたのでヨシとする(違?)・・・。
それにしても今回のホールは、生声でも歌っている真横のメンバー、それも一番むこうの声までがよく聞こえる、とっても歌いやすい会場だった。
また、そもそも演奏形態が違うので、うっかりするともっとアウェイな感じになるのかとも思っていたがそんな心配は杞憂で、全バンド演奏後にはなんと、「再演投票」なるものがあり、そうそうたる出演者のみなさまから再度のご指名をいただきまして・・・スミマセン。よりにもよって、演奏者中で一番まっとうでなかった「俺たち」の演奏で、よかったんだろうかホント・・・。
ありがとうございました。

この間回しっぱなしにしといたはずの俺の録音機は、働いてた形跡がない・・・ort・・・。

そしてきっちりやってくる、ツキイチ日曜出勤日…も、年度内残すところ、あと2回。