ひとつひっかかると、他のことも一切手につかなくなっちゃうA型人間。
ついに昼休みには、諸々振り切って席を離れる習慣をつけることにした。
月曜日、ちょっと歩いて公園まで。
火曜日には、昼の早い太陽が徐々に影を落としてくれる方角の、木陰の気持ちいいベンチを会社裏に見つけた。
通行人からの視線を感じつつ、サルのように練習台を叩いている。
先週の土曜日（池袋の前日）に、同じ練習をしていたら、ある瞬間からスティックが自分の両腕の延長のように、一体に感じられるようになって、それ以来この感覚に出会えることが病みつきになってしまった。
･･･昨夜は、左腕が筋肉痛。
ピアノの練習曲でいえば、ハノンかバイエルのようなもの。ルーディメント。
単なる腕運びの練習なので、それ自身が音楽的な内容ではない。
とても30近い全てを制覇する気はおこらないが、それでも咄嗟に手が出ることが多い打楽器では、こういう動きをカラダに憶えこませてしまうことはかなり有効だというのは、経験的に身に染みている。
しかし、膝に乗せたゴムパッドを叩いている光景は、傍から見たら恐らく、「食い倒れ太郎」にしか見えない･･･熱心な練習風景、というよりは。
そんなわけでちょっと火がついたかに見えたが、昨日は早速、雨天により中止。
今日も雨に加えて、相談会の手伝いで結局また離席できず･･･。
