ご心配をおかけしました。

ごく一部の、数少ない関係者の方々に(^^;
結論からお伝えすると、土曜日は予報どおりの雨だったが、手詰まり感から思いつきで、いつも行っている温泉へ行った。医者ではなく。
自分でもびっくりするくらい、翌日には快復。
まさかたったの一回で、効果が出るとは。
患部である右手は、今はややパリパリな感じだが、傷がふさがってくれたので当面の不機嫌は我慢すればいいという程度。
そういえば気候も、夏に向かってやや落ち着いてきたかな。

出掛けに仕事上の前任者から(休日にも関わらず)電話をもらっちゃったので、勢いで携帯すら持たずに出てきてしまった。なので今回は写真(掲載)もなし。文章のみからご想像ください。
秩父イチ高い、武甲山は半分以上雲の中。
時折見える裾野は水墨画というよりはちゃんと季節の彩があって、山頂に向かってのびている、生き生きとした碧の森がコケのようにみえるほど雄大な景色。

秩父駅前のスーパーまで来て、ようやく観念して、折りたたみカサを買った(重くて嫌いなんだよ、カサ)。
最初のうちこそいつもPHSをぶら下げている左腰が気になって仕方なかったが、そのうち徐々に、時計にも縛られないモードに気持ちが切り替わっていく。な〜んも考えず、時刻表も時計も持たずの外出で、うっかり次の電車の待ち時間が30分とか・・・これくらいでは長く感じなくなってきた。
思えばここまで、誰とも会話というものをしていないな、俺・・・それこそがストレス発散、なんてことなら、ますます引きこもり気質が顕著になってきている気がしないでもない・・・。
それにしても5月も終りだというのに、寒っ。
せっかく温泉に入ったところなのに、湯冷めしてしまう。
湯治の効能は以前、漢方の主治医に聞いたところでは、雨天よりは晴の日の方がもちろんいいらしいが、真夏でもクーラーのきいた電車で長時間移動していると、帳消しになってしまうんだそうだ。
今日はこの寒さのお陰で、間違ってもクーラーはついていなかったが。なんだか究極の選択っぽい。
そんな具合に、昨日までピリピリ尖りまくっていたらしい自分の気持ちにも気付くほど、帰りの各駅停車の車内あたりでようやくゆったり、心地よくウトウトできた、と思ったら途中駅からはギョウサン、下山客のみなさまが。
こんな天気だろうが登るのは勝手だが、ツルむとウルサイのは年齢関係なし、というか若者は皆無な電車内 *1

それにつけても
体調不具合や仕事の愚痴ばかり書くもんだから、
日ごろのリアル対面での偏屈ぶりと相まって、常連読者さんの数が激減中(別に増やそうという気もないが)。
もうすっかり、限られた知り合い同士の近況掲示板と変わらん。

*1:幼少時、父親に登山に連れまわされた反動形成