北野異人館街へ

そのポートタワー下から、仙台同様(どちらが先かは知らないが)、「シティループバス」というおしゃれなミニバスが市内の主な観光地を回っていて、一周約1時間。水色のワンピースがまぶしいガイドさんが乗っているので、オヤジ二人は何の迷いもなく、美人ガイドさんの立ち位置直後の席を、ゲット。
乗り降りとも中扉、料金は降車払い、というシステムなのだが、間近で見ているとまぁなんとも大変な仕事だ。
運行中は観光ガイドにマイクをにぎりつつ、満員の車内ではお客さんがいろいろ訊ねてくるし、指令所から携帯電話が定期的にかかってきて運行状況を逐一報告、途中バス停では積み残しが出ないように車内乗客の密度に気を配り、料金の支払いでもたついて遅れが出ないように前もって声掛け・・・美人ってだけではやってられませんホント。

一旦宿の前をとおりすぎて、北野異人館街に到着。
神戸の町はすぐ山の斜面にかかる。意外に平地部分が少なく、海と山が近くて眺めがよく季節変化に富んでいて、異国情緒もあり、恐らく暮らしやすいいい街だ・・・足腰さえしっかりしていれば。


それにしても某洋館の前だけ、猛烈に行列になっていたのは、なぜだったんだろう。
さすがに坂と暑さに疲れたので、途中の洋館でアイスコーヒー。俺はそれほど文化に詳しくないので、ただ内覧させるだけよりも、こうして何某かの商いをなさっている方が、同じお金を払うなら気軽に入ろうという気になれる。


今日は風見鶏の館前の広場で、ジャグリング(というか綱渡り)をやって賑わっていた。