俺寄at渋谷

急遽決まった、30分本番。
舞台裏としては慌てて新曲取り揃えて、なんとか体裁を整えた俺たちだったが。
店でもようやく当日になって、写真のようにイベント・タイトルが決まったらしい(いまだに意味不明)。
俺たちは経験値から、「ま、ワンクール30分くらいじゃね」「そだね」っくらいの軽いノリで主催者に返信をしていたのだが・・・フタをあけてみたら、というか当日リハ入りしてタイムテーブルを見せてもらったら、出演4バンド中でも俺たちが一番の長時間演奏だったりする。なんだもっと短いのもアリだったのか。
ステージ上では本当に、水じゃなく酸素ボンベが欲しいと思った(^^;
というわけで各曲間で、たっぷり休憩(MC)取って進む、ステージ上。
どんな「変化球」が誰から飛んでくるかわからんので、結局休憩にはならなかったんだが。もちろん事前打ち合わせもメモもなし。曲によっては、とんでもない話題を踏まえた上での演奏になる(^o^)
客席は例外なく一面、20歳代の男女(+俺たちの知り合いが少し)。

リハのときはあまりに反応がうすかったので、「アレ?これはもしかすると・・・」な惨敗感いっぱいだったのだが、なにくそ、本番直前のステージ袖での俺たちは、
「よっしゃ〜、今日もスベっていこうぜぇ!」
となぜかいつも以上に気合が入っちゃってたりする。
例によって思いつきで、マイクチェックのとき俺は「Change The World」の一節を歌ったのだが、これには確かな反応が返ってきてたし。
若い彼らにとって、どれほどの「異文化コミュニケーション」だったのか、どーだったのか。
ともかくも温かい反応をいただいて、別に盛り上げる気もなかったのだが、結果的に大盛り上がりになってしまった・・・(疲)。
PAさんも一緒になって盛り上がっちゃったのか、卓からチャチャ入れられすぎちゃったのには、ちょっと閉口。ステージの上のアカペラって、今更ながら結構孤独な闘いなのですけどね。

合同イベント的なノリだと思ってはいたのだが、それにしても出るとこはちゃんと出て、シメるとこはちゃんとシメて欲しかったなぁ、主催者サン。
・・・気を抜くと、明日は我が身だが(8月のライブは、当然ウチらがホスト)。

演奏は若者らしいさわやかさが感じられたし、リズム感のよさも今時の若者らしいし、俺たちが歌い始めた頃のことを思い出すと赤面してしまうほど、アカペラのスタートラインがここから、という情報溢れる平成生まれの人たちに、正直ちょっとうらやましくも、また末永く歌い続けて欲しいなと心から応援したくもなる演奏だった。
オジさん達に手伝えることがあったら、遠慮なくいってね(!)。

俺たちにしたってこのメンバーでは初のハコ演奏(マイク使用)だったわけで、改めて他のメンバーの手癖やら声クセやら、面白かったので、本番終って次の移動までのちょっとの時間、内々でウチあがってた場での酒がうまい!・・・良しとするか。

それにつけてもやたらに「若い若い」と文章に書くようになっちゃったか、俺もトシをとったもんだぃ(><)