阿佐ヶ谷ジャズ

お昼に寄った、写真の飲食店(店内から外を眺める)。
降ってわいたイベント景気で、店はすでにパンク寸前だった。
そのイベント、阿佐ヶ谷ジャズは、どちらかというと屋内イベントがメイン、という印象。
今年は駅前が工事をしているせいもあり、とりわけ駅を出てもすぐ音楽が、という風にならない。
それでも南口では工事現場裏手(?)にステージがひとつあり、先ほどもビッグバンドの熱演を拝見した。屋外で聞く打楽器の乾いて響きわたる音・・・こんな風に聞こえるんだなぁ、と演奏する側として耳を傾ける(今回、阿佐ヶ谷にはエントリーしていないが)。
むやみに歩き回っても、仙台ほどには生演奏に出会えないのが、ちょっと残念。

今回はTanto Gutsの方々が「パブリック会場」のひとつに出演する、とのこと。
パブリック会場は、パスポート(一日券または全日券)を購入すればいくつでも見て回れる、という会場制度。もちろん前売りを買ってあるので、せっかくだからもうひとつくらいは見ておきたい。
というわけで新東京会館ホールの入れ替え時間に足を運んだ。
なんという偶然!
先日、国分寺クラスタに出演させていただいた折にマスターが、BGMでかけてくれたCD、ジブリアニメの曲をJAZZアレンジしたもので、以来ずっと気にかかっていた。そのバンドご本人たちの生演奏に・・・。
これはいきなり、大当たりを引きあててしまった。
女性ドラマーの丁寧で、きっちりメンバーをもりたてていく演奏姿勢に、目が釘付け。
そーか、シンバルはああいうセッティングが・・・あ〜、俺もちゃんと鳴るライドシンバルが欲しいっ!(デカいのが最大のネック、だが)
また物欲全開になってしまった。

続いて阿佐谷地域区民センターでのアカペラ、Tanto Guts。
最近、練習に録音機を持ち込むことが多くなり、その成果として以前にも増して、音程に神経を払うようになった、とか。
そういわれると少し、演奏のカドが取れたような気もする・・・もう一度「壊れる」と、多分以前にも増してスケール感のでかい、いい感じになる気がする、予兆。もちろん今の演奏スタイルの方がいい、という人もいるだろうし、こんな裏話を知らないで聞いていれば実際には気付かない程度の、ほんのちょっとした違い、なんだろうけど。

続いて同会場で、Little Candy初体験。
今までなかなか都合があわず、ここんとこ本番を重ねていることは情報としてあったが、今日まで伺えず。
俺は元来無精者なので、モノゴトに対しては「動機」がふたつ以上ないと動けないタチだ。今だからいうがby5で歌い始めた昔々、まきごんほどの歌い手が歌っていないのはもったいない、というのが、俺が重い腰をあげた動機のひとつ、ではあった。
その後、いろいろと紆余曲折を経て、今は別々に歌っているが*1・・・(^^;
ひとまず歌う場所が見つかったのは、素直に喜ばしいことだ。
それにつけても、さ●さんに何が起こったんだろう(^o^)/
初めて拝聴するバンドの演奏って、なぜか客席でも緊張するよなぁ(自意識過剰)。

*1:何この含みのある表現?