12月のできごと(その3)

12/24(金) 今年は平日、六本木

やっぱりクリスマス(イブ)ともなると、待ち合わせも男がエスコートしなけりゃならんのだろうが・・・花束持ってるヤツまでいるよ、さすが六本木。
仕事を定時にあがり、六本木は交差点側の改札口に着いてみると、そこは身動きとれないカオスそのもの。慌ててメールで集合場所を変更。
しかしこちらも人口密度はともかく、手持ち無沙汰の男女が、ミーアキャットよろしく改札口に目を向けたまま立ち並ぶ・・・どーにもいたたまれない感じ。
地下鉄が着くたびに、出て来る出て来る、クリスマスを彩る美男・美女(と、そのつもりの人たち。俺も傍からみれば、すっかりこちら側の一員、なんだろうなぁ)。
以前働いていたこともあり、なんとなくクリスマスとは全く関係ない思い出の場所ばかり。当時からお世話になっていた飲食店がまだ営業していて、ほっとしたりする。もはやクリスマスとは全く関係のないふたりになってますが。同じようにクリスマスとは関係なく、仕事帰りの常連さんたちとの、過ぎ行く年末の時間を惜しむ会話も、耳に優しい。
俺にとってはこうした店の雰囲気と変わらぬ味が、何より嬉しかった。
店から近い方のミッドタウンに足を向けると、(全く予備知識がなかったが)一段上った芝生広場に群像のシルエット、イルミネーションが一面星空のようだった。



関係ない、といってはみてもこの時期、ひとりじゃないって、こんなに幸せ。
今夜はいい夢がみられますように。