国分寺・クラスタ(ノミの心ぞう)

まずはお忙しいところ、またカレンダー的には連休初日に、わざわざ足を運んでいただきましたみなさま、ありがとうございました。
楽しいゴールデンウィークの始まり、の一助としていただけたのなら幸甚ですが。

諸般の事情により、今夜はノミの心ぞう「自習バージョン」で、お送りしました。
冒頭、メンバーのMCにもあった通り、いつもは「センセと悪ガキ(たち)」なのだが、今夜の演奏はさしずめ「悪ガキ」ONLY(><)
とはいえ歌なし、では間がもたない(こともないと思うんだが)、この度はノミの「秘ぞう」こと不肖私が、ドラム叩きながら歌う、というアラワザを披露させていただきました。
あ〜疲れた。
ここでも何度か書いているように、演奏している俺としてはボーカルとドラムの両立は、どうも単純な足し算ではなく、全く別の脳ミソが働いているように実感してる。
毎回、どう表現すれば伝わるのかな、と思いつつ。
例えば、ボーカルは呼吸運動で、打楽器は「正しく刻む」(叩く、または時間軸を均等に切り取る)、という運動なわけで。
それだけで感覚器官が違うとこ使ってるだけでなく、演奏中はどちらも不意のトラブル、というヤツがつき物なので、リアルタイムで外部からの刺激に対して「修正」を行なう必要があるわけ。この辺が、それぞれの感覚器官にリンクしている脳のキャパをすでに越えちゃってて、あまり使ったことのない脳間「リンク」が発生しているんじゃないかと。
こういう風に表現すれば、わかっていただけますでしょうか。
両方演じながら、片方ずつと同じような「手ごたえ」を得られるほどには、まだまだ俺の方も熟達していないので、いってみれば不完全燃焼感みたいなものも、やや残る。
実際にはカラダをちゃんと使っているので、終演後のビールは同じようにウマいんですけどね・・・まだまだ精進します。
長く曲がりくねった、ビールへの道!
あぁ、今夜は終演まで結局飲めなかった(アルコールが入ると明らかに声に影響がある体質なもんで・・・って、楽器だけのときは演奏前に飲んでるってことの方が問題だが・・・反省↓)。
最近は俺、底意地も悪くなってきたらしく、曲頭でカウントを出しながら、曲に入ると明らかに違ってたのに気付き、微調整しちゃったりして・・・悪癖。
録音を聞くと、自分の話し声、結構キツいヤツのように聞こえるなぁ。
それにつけても今更ながら、やたらメンバーに「幸せ」突っ込みされておりますが・・・もう2年も経ってるんですけどねぇ。一緒に喜んでくれている、と理解しとこ(都合よすぎ)。

今夜のゲスト演奏は、緊張がオモテに現れない「損な性格」の、ぴーちとくっぱさんでした。
両者とも、すでに長いつきあいな方ではあるが、歌のキャラをこうかえてきたか、という「コロンブスの卵」(それをいうならコペルニクスか)。アカペラ・バンド(の一員)ではあまり聞けない部分を出してきたなぁ、さすが。
もっと活躍して欲しいのですが、あまり褒めると本人たち、気を悪くするので・・・(?)。
お酒のおいしいボーカリストが似合うお店です、ここ。