午前中、立ち寄り

むしりとったキヌガサ、じゃなく昔とったなんとやら、で今日は午前中、講座の立会いat流山。
途中、所用で市役所へも立ち寄る。流山市役所は、流山駅の反対側を上がったところにある。流山駅は、西武線の中古電車が集まった短い私鉄、流鉄線の終点。ここは構内に車庫もある。そのまま模型鉄道にしちゃいたい、愛すべき電鉄だ。
というわけで、ぬかりなくデジカメ持参。勤務時間中なので、途中下車とかがっつり撮影、というわけにはさすがにいかないが、無駄なくカメラを向けてみた。
写真の「青空」号は、残念ながら15日に引退しちゃったらしく、車庫の一番奥、前回訪問したときも「明星」号が押し込まれていた「定位置」に。

後日気付いたのだが、東京新聞の千葉版にも、記事が載っていた。この面カラー版という特別扱い(?)。
せっかく故あって、こうしてお近づきになれたので、今後は頻繁に訪れられたらいいなぁ、と思う。
以前はラッシュ時用に3両編成もあったのだが、近くにつくばエクスプレスが開通し、駅もできたことから、今は全てが2両編成になってしまったらしい。
昔々、流山が常磐線の計画ルート上になった段階で、当時は日本中どこでもそういう「誤解」があったのだが、蒸気機関車の煙害とか爆音とか、水運がすたれるとか、様々な理由で鉄道の通過を拒んだらしい。常磐線は、馬橋から流山を通らない現在のルートになった。その後、鉄道が地域の活性化にやはり必要、ということになり、地元有志を中心に開通したのが今の流鉄の前身だとか。全長5Kmちょっとと、全線歩けちゃいそうな、とても小さな私鉄だ。
▼今朝乗ってきた「あかぎ」(が、馬橋に戻っていくところ)



▼帰りに乗った「流馬」号



▼今日は非番の「流星」号



▼次の廃車候補、「なのはな」号



以上が現在の、オールスターキャスト、2両編成×4本=8両。
現在は全ての車両が西武線の中古で、路線の規模といい、終点が河川岸というロケーションといい、なんだか西武多摩川線とよく似た雰囲気。
久しぶりに少しだけ、テツ分補給させていただきました。