すみだストリート・ジャズ・フェスティバル(ノミの心ぞう)

というわけで、「新生」ノミの心ぞうの初演奏に、足を運んでくださった方々、ありがとうございました。

3回目の今年、ノミとしての演奏は昨年に続いて2回目。
今回の会場は、鈴木興産YMG1、という作業場内。
同じ鈴木興産会場の「すみだパークスタジオ」には、クーラーがあったようだが、こちらは純粋な作業場で、日陰ではあったがお越しいただいたみなさまには、申し訳ない。
おまけに丁度ドラムの上だけ、天窓からスポットで日差しが・・・。
直前のバンドはホーン編成で、ドラムも叩きまくり、という感じだったが、工場独特の残響のせいで、かなり難しい演奏環境。

駅から遠いこともあり、お目あてのバンド演奏が終わると、客席がいっせいに入れ替わる、らしい。
にも関わらず、新生ノミの演奏開始までにはちゃんと満席になり、とてもありがたかった。
肝心の演奏は、やはり久しぶりの本番、ということもあったのか、演奏とは別の部分で集中力が切れ、大変お見苦しいところを・・・。
もはやお約束になりつつあるハウリングに始まり、俺はカウント出しではない曲でカウント出しちゃったし、ウクレレはプリアンプの電池がこと切れて、ソロで音が出なくなるし。

バスドラのヘッドはノーマルだったので、久しぶりに手ぬぐいミュートしてます。タム・シンバルはさすがに、リズムトラベラー純正ではなかった。
演奏自体は、相変わらず初心者にやさしい(わかりやすい)ジャズ(?)ということで、概ね好評をいただいた様子。リズム隊としては、ベースが真司さんみたいにジタバタ(^^;するタイプではないので、面白みが少ない反面、すっきりした音になったみたいで、安心してベースの音の上にバスドラ(の音)を乗せる演奏ができた。
個人的には、「手数が増えたね」との嬉しいおことばも。
俺も含めてメンバー全員、忙しい合間を縫っての練習は、現状「マイペース」なので、そんなに急速にうまくなったりもしないけれど、俺はそろそろ、次に手数を増やす前にフォームを確認しておきたいな、と動画を回してみた・・・はずが、終演後、カメラに戻ると止まってた(TT)

終演後は外に出て、夏の下町の川風にあたって涼む。
隣の工場では、通常業務が行われていたようで、マットブラックを纏い、ラジエータグリルにオレンジのワンポイントをあしらったデモ・カーが表に置いてあって、全員釘付け。
丁度出てこられた社員さんにお話を伺うと、塗装ではなくラッピングだそうだ。
期せずしてオトナの社会科見学、しかしカッコよかった。