阿佐ヶ谷・ネクストサンデー(ノミの心ぞう)

このメンバーでの、人様の前での演奏は、実はまだ2回目。
某曲なんか、ボーカル入りで合わせるのは今日が初めて、だったりもする*1
JAZZって怖いねぇ〜。
まぁ俺たちがやっているのは、「なんちゃって」が前に付くものなれど。
ネクストサンデーのドラムは、ハイハットが以前から欲しくてたまらない、Kジルだったりする。このまま、おうちへつれて帰りたい衝動に・・・イケマセン。
リズム隊の合い方であるベースは「仕掛けてくる」タイプから一転、「整った」音を出すタイプになったので、片やこちらも打数にメリハリをつけることを心がけてみている。
どちらがいいか、というのは聞いていただく方々の好みの問題であって、今のノミの心ぞうの演奏は、こういう音になっている、ということだ。
直接身体を使う歌と違って、楽器という媒体を通した音楽表現だから、そんなに違わないだろう、などと思っていると、演奏相手が変わっただけでこれほどにも勝手が変わるのか、という出来事は、実はこの数日後にも経験するのだが、このときの俺はまだ、そんなことを知る由もない・・・と珍しく予告編付きな展開(いいのか?)。
いろんな条件や続けていること、自身の経験が積み重なって、こうやって刺激を受けながら表現力に幅をつけていくことができるのが、音楽の楽しみでもあるんだなぁ、と改めて思う。人付き合いは相変わらず苦手なので、放っておくとどんどんひとりになってしまうが、こと音楽に関しては、相変わらずマイペースではあるけれど、そういう心配はなさそうなのがとてもありがたい。
ましてや俺たちは、なにより好きでやっていることなので、業績や効率化とは無関係。さらに話はそれるが、人ひとりが「育つ」過程とは、本来こういうことなんじゃないかと思う。会社における研修とか勉強会っていうのは、「誰か」にとって都合のいい存在になれるかどうか、だけのことでしかない。

末文になってしまいましたが、当日ご来場いただきました方々、ありがとうございました。
ゲストのイズンジさんたちの演奏も、選曲が個人的にツボで、それをこだわりのアレンジで聞かせてくれるという・・・Wild Worldをまた、女性ボーカルの演奏で聞けるとは思わなかったよ。こんな曲との出会いも楽しい。
裏話をすると、あとおひとりの来場で、夢の黒字経営になるところでした。当日急に来られなくなっちゃった、あなた、そこのアナタのことです(笑)。

*1:メンバーそれぞれはもちろん、充分に練習してましたが・・・とちょっといいわけしたりして。