リバイバル

たいへんありがたいお話。
昨年6月に、出身合唱団でジャズミサの伴奏をさせていただいたのだが、その際のトリオ・メンバーで改めて別の合唱団での伴奏の依頼をいただいた。同じ指揮者の方がタクトを振られている、今回は別の合唱団。
相方の真司さんは、ご存知ノミの心ぞうの元ベーシストで、すっかり気心しれた仲。これに(プロの)ピアニスト、通称「師匠」(女性ですが)が加わったトリオ。その名も、誰がつけたか「バッカス」という(酒ばっかす・・・が由来、バッカスギリシャ神話の酒の神、でしたね(^^;)。
毎度この、ドラムを組み立てている間の合唱団のみなさまからの視線が痛痒くて、妙な優越感。
バンドだったらお互い慣れっこなのだが。さすがに音楽をやっていてドラムがどんな楽器か知らない人はいないだろうが、それにしても合唱の伴奏楽器としては「異分子」には違いないので、こういう反応になるのだろう。
久しぶりのアンサンブルは、最初こそ真司さんもここのところギター演奏でベースを弾く機会が少なかったからか、やや緊張ぎみではあったが、数回流すうちに、お互い当時の感覚がすぐに戻ってきたようだ。
この辺の「確かさ」も、今やお互いの演奏レベルへの信頼による賜物か。なんかとっても安心して、こころおきなくスウィングさせていただいた(多分、そうそうたるメンバーの中、俺ひとりがジタバタしているように見えたんじゃないかと思うけれど)。
楽しい時間は、あっという間。
師匠が所用で途中交代。
その後もピアニストが代わって少し練習をしたが、3人のなかでピアニストが代わっただけでこんなにも違うのか、というくらい、思わず笑っちゃうほどノリが違ってて、面食らう。ピアノって打楽器なんだなぁ。
逆に師匠がいかにソツなく、グルーブに神経を払って演奏されていたかも、実感できた。
以前の練習ではなかったことでもあり、とてもいい経験をさせていただいた。アンサンブルって生ものですね。
我々楽器隊も、途中までのお付き合い。残り時間は合唱団のみの練習となり、お役ご免(他の曲の練習?)となった。
帰りは小雨の中、真司さんの車にドラム一式を積み込んでもらい、家の下まで送っていただいた。
いいな〜ジムニー(ちょっと欲しくなった)。
元々免許もないくせに、高校時代からの四駆好きです。