リズム概論 ★★☆(毒、混じってます)

今日は大阪あたりが、俺に内緒で(^o^)楽しそうなことになっている*1ようなのですが、せっかくなのでさっきまでU-Streamを見ていて、ちょっと気になったことなど。
ステップの事例(?)
前回は、俺自身がちょっとDoo-Wopに触れた経験を書きましたが、いわゆる合唱の枠を超えて、いろんなリズムでの演奏を要求されるわけです。「ストリートコーナー・シンフォニー」というアカペラの演奏形態は。
それぞれの時代の、はやり歌を楽器なしで演奏しようという想いで始った演奏スタイルの宿命。それにしても日本の歌謡曲、ポップスでは圧倒的に均等エイトビートのものが多くて、アレンジャー泣かせなんだけど。とても荒っぽいいい方をすると、向こうの音楽はDo-Wop、シャッフル、スウィング、ファンク・・・はこの例として適正でないか。いずれも元々、ステップを踏むためのリズムなんだよね。だからこうしたリズムを、「均等」に対して「跳ねてる」といういい方をしたりしますよね。

アカペラでは、何かと柔軟性の高い(不安定な)、声という「楽器」で和音を奏でようという性質上、日ごろの練習や本番の演奏ではつい、音程にだけ神経質になりすぎちゃうんですよ。俺自身も合唱部出身者なので、つい音程に耳がいってしまうわけですが。

逆に合唱「未」経験者だからこそ、もっと大胆に、リズム重視、というバンドがいてもいいような気がしませんか?  もちろん合唱経験者がやってもいいわけですが。

実際、リズムがちゃんとしているバンドの演奏はそれだけで、正しい音程と同程度、場合によってはそれ以上に、いい演奏に化けるんじゃないかと思っています。今日のお買い得情報。
ほら、お客さんとここ一番、一体化して盛り上がれた、互いに気持ちのいいライブができたときって、後日録音聞くと、音程とかとんでもない出来だったりするでしょ。でもその場で一緒に盛り上がれれば、結果オーライ、アナタのバンドの演奏は、当日足を運んでくれたお客さんの間で「伝説」になってること間違いなし、ですよ。
誰ですか、「ウチのバンドはボイパがいるから大丈夫」とかいってるヒトは。
曲の中でのテンポキープ、ということではないんですが。

グルーヴ、これがあるからこそ、お客さんが自然に手拍子を打ちたくなるわけです。
そしてこれが歌い手の側でキッチリ揃っていることは、アンサンブルの重要な要素にもなるわけですが・・・おっと、具体論を始めると長くなりそうなので、次の機会に(俺が忘れてなかったら)。

今日のまとめ

  • リズムがちゃんとしているバンドの演奏では、ちょっとした音程の狂いを誤魔化すことができます。
  • それにつけても日本の歌謡曲は均等エイトビートのものが多くて、アレンジャー泣かせです。
  • ヒトがやらないことをやると目立てますが、うまくいかなかった場合は・・・(ry

*1:「よりあい」の当日、でした。