未遂

今日はガスの点検予告日だった。
去年はこんな予告は、いただかなかったように思うが*1

当日を控え、改めて見回すと日ごろヒトが訪ねてくることのない部屋の惨状がすっかり定着しており、さすがにお役人サマ*2をお迎えするには非常にアレかと思われたので、出勤前のちょっとした時間、ザッと片付けを決行した。
こたつ周りのリモコンその他のものたちは、一旦本来の収納場所へ。特に債務不履行関係の書面は暮らし向きがバレバレなので、厳重に保護。ノートパソコンは机の上の定位置へ固定。湯沸し機は窓の外なので、窓際屋内に干したままの洗濯物をしまい、部屋内を分断していた洗濯紐も撤去。平日は敷きっ放しになっている布団も押入れに。おっと、「危険物」(性的鑑賞物)も目の付かないところへ厳重収納だ。

そもそも「お前んとこには、火曜日午後に行くかんね。部屋の中に入って点検作業しちゃうから」、という一方的な通告書面は、役所お定まりの言い回しを何度読み返しても、だから俺に「平日に仕事休んで自宅待機」を要求するものなのか、「(大家に鍵借りて)勝手に入るからよろしく」なのか、さっぱりわからん。
前者の解釈が正解だった場合は、「この公僕が。高い税金ふっかけるくせに、仕事もさせないつもりか」だし、後者が正解だった場合は(恐らく大家さん付き添いで)、無事に点検が実施されたかどうかを知っておくべきと考えたので、片付けを終えた後、部屋への侵入が確認できる初歩的な「トラップ」*3も仕掛けた上で、いつもの時間に出勤した。


仕事を終えていつものように帰宅してみると、こたつ周辺が片付いていたために、こたつの天板や閉めていった押入れ扉のせいで、自分の部屋とは思えないほど、一面妙に白い。
件の「トラップ」は朝のままだったので、点検果たせず玄関先にてお帰りになったものらしい。ご足労、申し訳ない。それにしてはご訪問の前後に、電話の一本もいただけなかったようだが。
どうやら「前者」が正解だったようで。次回に期待しております。

*1:3年に一度だそうです

*2:習志野市では、ガス・水道は企業局所管

*3:要は玄関ドアの見えない下部に、紙切れをはさんでおいただけ