昨年

亡くなったげそ氏の追悼ライブが、遅まきながら今日の昼間、都内で開催されている、らしい。
続報がなかったので、場所も時間もわからず、結局顔を出すことができなかった。
致し方ないので、帰宅後ひとり、喪に服することにした。

元々、出勤日ではあったのだが。
その仕事の方はといえば、一昨日の最短退勤記録、午後3時! をピークにここ数日間、午後4〜5時終業と、すっかり開店休業状態。
こんな状況なので、事情が事情だし、さすがに名古屋は無理にしても、今日一日くらい俺が仕事を休んでしまったにしても、何の影響もなかったよなぁ。

アホがミクスの成果を自画自賛するもんだから内需を読み誤ったまま消費税率8%化を断行、そして迎えた消費の落ち込み…。
元々消費税は、社会福祉に限定の財源とのことだから、大部分を役人が中抜きしちゃうような従来型の事業構造を根絶した上で、一刻も早く、本当に日々の生活に瀕している方々のために使われる浄財たらんことを。どんどん新しい政策を打ち出していってほしいもんだが…視察行って串カツ食ってる暇くらいは、持ち合わせておられるらしい。


本意であれ不本意であれ、死んでしまえば(当人にとって)その後のことは全て、「思いの外」ではある。
俺は死後の世界を信じていないが、相当に居心地のよいところらしい。なぜなら、「戻ってきたヤツはいねぇもの(笑)」というと、落語の枕になっちゃうか。
何かの機会に不意に思い出すこともあるが、そうやって何人もの友人を、俺は今まで忘れてきた。
遠いようで近い将来、俺が死んだら同じようにしてもらえばいい。
俺は仰々しいのはご勘弁、と思う。

今月下旬から来月にかけて、仕事がらみで健康診断だのがん検診だのの予定を入れられてしまった。健康診断に至っては、今まで医者嫌いが嵩じて逃げ回り、なんと思い返せば受診は大学卒業時以来だったりする。
同様に生まれて初めてがん検診なるものも受けることにしたのは、税金が天引きでなくなったことでその家計に占める「痛み」が実感を伴ったものになった、ので、この際ちゃんと国民扱いしてもらおうか、と思ったこともあるが、実はそろそろ自身の人生の「残り時間」を知りたかったからだったりもする。
だから万が一検査に引っかかるようなことがあっても、なぁ〜んにもしないんじゃないかと思う。
原因や病片を取り除いてしまえば解決、という発想は大変合理的で万能のようだが、「病とともに生きる」という発想がそこにはない。世の中にはまだ、治せない病がごまんとあるわけで…などと書いているそばから、血便だ。

…珍しくまだ明るいうちから飲んでるから、文章が右へ左へ、ちょっとおかしい土曜日の夜。