がん検診

生まれて初めての体験シリーズ!
いつもの出勤よりは少し寝坊して、とはいっても検査が終わるまでは食事を摂れないので、9時には検診会場に着いてしまった。
受付で持参書類の確認を受けると、この前選挙投票所として来たことがある問診会場に通された。待合所は年寄りばかりで、日本の高齢化は深刻だな、などと自分のことを棚に上げて思ったが、そもそも検診対象者の中では40歳代は一番若輩なのだから、当たり前。それにつけてもこの会場、「検便クサい」ように思えたのは、気のせいだろうか。
8人の問診医はなぜか全員女性(オバチャン)。問診が終わったテーブルから次々とお呼びがかかる。俺の整理番号が呼ばれるまでにはまだ、40人ほど待っているという大盛況な状態。
問診では、ガン検診もならバリウム内服も初めて、ということで少し詳しく説明を受けた。
「(飲むのは)ゆっくりでいいから」といわれて、少し気が楽になったりする。

一応、脱ぎ着の比較的楽なチノパンを履いて行ったのだが、道中のなりふりなぞ構わずジャージの方がよかったようだ(実際、検診慣れしていると思しき方はこの格好)。ベルトをしていたので、バス車内に備え付けのズボンに着替えなければならなかった。
狭い検査用バスが複数台待機していて、このうちの一台に案内される。車内でバリウムを飲み、順番にカメラ、といっても大回転ベッド(^o^)に据えられる。あとはベッドが勝手に回転してくれるのかと思ったら、ベッドの上でもいろいろと動かなければならず、直前のご老人は自身で動けない体勢があって大変な様子だった。
ベッドごとグルグルと動かされているうちに、口元からバリウムがはみ出ていたのには意外と気付かないもので、併せて手鏡も持参しておくと、バリウム後の口元確認が自分でできるだろう。
先日の大腸内視鏡検査のような一日仕事になることもありうるのではないかと覚悟していたが、10:30には「無罪放免」になってしまった。
暑いもののいい天気で、せっかくの平日休み、このまま帰宅は少しもったいないなぁ。