大晦日に、不意の高熱。

さすがにあわくって休日診療当番医へ駆け込むと、インフルエンザA型、陽性判定。
あとは薬を飲んで、ひたすら寝る。
目が覚めたら、この1年仕事でつけた自慢の筋肉がごっそり落ちており、世間では正月気分がすっかり終わってた。さて、今はいったい何月何日だ?
ここまでやって(時間の概念を越えてしまって)、初めて「寝正月」と呼べる代物だと思う。

しかし、あの病院の混雑ぶりは想像以上に凄まじかったなぁ。
廊下にまで病人が溢れかえっていて、いったいどこの野戦病院かと。俺は10時の受付で、診察が終わったのが14時30分。なんと4時間半待ち!
あの状況で、よく他の病気をもらってこなかったもんだが…。

物心ついて以降、これ以上なく過去最悪の、年明け(年が明けたという認識すら、まだない)。
めでたくなんかないから、おめでとうともいわない(書かない)。
2014年にけじめをつけ損なった気持ちだけが、残ってしまった。この調子だと、俺が今をまごうことなく2015年だと認識できるようになるのは、恐らく夏くらいになってからだろう。