2015年ここまでのおさらい

快復しました

ようやく街歩きできる程度に快復したら、世間はもうバレンタイン・セール一色で。俺の正月気分は、いったいどこに…? 遅ればせながら8日にもなって、昨年同様近所の神社に初詣には行ったが。
本当に旧正月を祝うことにしちゃおうかな…2015年は2月19日(木)になるらしい。ということは今はまだ、クリスマスにもなっていないわけで。いっそ有休取っちまおうかな、と思ったら元々仕事休みの日だった…ツマラン。
「寝(たきり)正月」の間に生活筋力までがごっそり落ちてしまったので、恐る恐るの職場復帰になった6日(火)は、関東ではこの時期珍しく16度まで気温が上昇。ラクだったというよりは、この数ヶ月の寒さに慣れた身体には暑すぎて、南風が心地悪くて、軽く吐き気を覚えるほど。また発熱したかと思ってしまった。
平年並みの気温に戻った翌日には、この寒暖差によるものだろうか、京成線の小岩・江戸川駅間でレールに亀裂が発見されたという。利用時間帯がずれていたせいか、俺は全く影響を受けなかったので、翌日になって父からのメールで知った。

年賀状

俺は例年だと、大晦日に年末夜の静かな風情を満喫しながら書いて、日付変わった真夜中、元旦に投函している。年内に俺宛に出していなかった人たちには大変迷惑な話ではあるが、葉書に「元旦」と書く以上、やはり元旦に投函せねば。新年早々、嘘はいけない。
そもそも年賀状でなくとも、年末年始だからといって信書たる通常郵便が首都圏間で翌日に着かないことがあってはならないわけで、「25日までに」などというのは100%アチラ都合のいいわけでしかなく、俺が協力する義務はない。Web環境の整備とともに年賀状の発送数自体は激減しているはずだがここ数年、どう考えても元旦着として差し出していそうな義理堅い友人複数からのものが、5日過ぎてから届いている。俺は郵便局が既に機能不全に陥っているのではないかと勘ぐっているが、事実調査報告や「お詫び」の大本営発表があったことはもちろんなく、苦情もないのか真相は闇の中だ。前年の12月25日までに投函しても、必ずしも元旦に届かないと知ったら、郵便局の信頼は失墜して益々25日までに投函する人は少なくなっちゃうんじゃないだろうか…って俺はまぁ今回は、年末年始あのように全く身動き取れない状況だったので、今年は時期外れの寒中見舞いで返信のみの対応になってしまった。今回疎遠になってしまった方々、ご無礼の段、平にご容赦くださいませ。

しかし年々、家族の写真を送ってくるヤツが増えている。今回俺自身が市販品での「寒中見舞い」にせざるを得なくなってわかったのだが、やはりラクなんだよな。年に一度、書面で近況を交わしあうものだから、家族の成長写真が何よりの「近況」だというのもわかるんだが。増える(!)、成長する、老ける…(笑)。
ご夫婦両方と面識・親交がある、という人は俺には少ない友人の中でもさらに数少なく、そのお子さんに至っては両親(どちらか)の友人として本人に認識されている例は限りなくゼロに近い、はず。ご親族でもない俺としては、そんなヒト様のお子さんの成長を楽しみにするような暇も余裕も、今のところもちあわせていない。かように生活の全てを占めるようになっていく子育ってって、本当に大変なことなんだなぁ、とは思うけど。
一方で、俺のようなひとり身のヤツが、毎年毎年自分しか写っていない写真を送ってきたら、不気味以外の何者でもないでしょ(^^;
送ってもらっておいて何だが、「家族」がいないことへの引け目と同時に、ラクされちゃってるなぁ、というのが、俺の不快感の正体らしい。
学生時代の先輩指揮者が卒業後、実家のある九州に戻ってから送ってくれた結婚報告の葉書は、安直なウエディングドレスの写真ではなく、おふたりの幸せな気持ちがストレートに感じられるイラストで、とてもセンスがよかったよなぁと思い出したりして。
まぁもらった方の気持ちなんて、送る側が推し量れるわけはない上に、俺もここ数年は、かなり手抜きなことやってるしな。

源泉徴収票

が、会社から届いた。
元々、今年度の税収額に関する根拠資料なんだから、俺への通知というよりはお役人からお役人への連絡書類だし、仕方ないといえばいえなくもないが、我々庶民の感覚としてはこの一年間、身を削る思いをして働いた本人にわざわざ送ってくるくせに、年収や社会保障費の割合などが簡単に割り出せるものになっていない…わざとわかりにくくしてないかい?
試みに記載されている数字だけをどういう組み合わせで足し引きしても、決してその計算結果が合わないのだ。どうやらここには記載されていない数字があるらしい。
この金額は、既に天引きされたのか、これから引かれるのか、一体全体…。
俺の場合、通勤交通費が会社から支給されていないんだが、これって出勤日数に往復交通費をかけて、経費(課税控除)にできないんだろうか。それには定期券等の領収書が必要? うまくすると、相当の節税になると思うのだが。
今度機会があったら、真司さんにでも聞いてみよっと。

ところで源泉徴収票を受け取った俺の元々の興味であった、年収に占める社会保障費だが、ない智恵とネット検索で計算してみたところ、どうやら20%前後、という数字になるらしい(正答である自信はないが)。
出費の抑制と「産業構造」を変える努力もしないで、ただ漫然と「足らないから値上げ」が唯一の対策だったら、俺でもできるわけで。
この割合があと数%上がる頃には、俺もようやく(税金)払うだけじゃなくお世話になれるのかな〜。

昨年末

職場で泣かれちゃった女性同僚(笑)、その後、共通の友人である別の同僚男性からの「慰留」を受けて付き合い始めた、とご本人から報告を受けた。
職場で女性に泣かれた、というのは女性に免疫の少ない俺にとってはちょっとした大事件だったわけだが、今にしてみればアレはいったい、何だったんでしょ。別にこの同僚女性に何を期待していたわけでも、どう思われようとも思ってもいなかったにせよ、なんだか単に損をしただけ、な気分なのは何故だろう。
思い返してみればなんだか一事が万事、こんな感じだったか、今までの俺も。
毎日、仲睦まじく寄り添って歩いているふたりの姿を見かけるたびに思うのだった。

叔父

静岡の叔父の容態が、残念ながら次の段階へ入ってしまったらしいと実家から連絡。近々父が、同じ東京の伯父とともに取るものもとりあえず見舞いに駆けつけることになるらしい。以前、別の親戚の法事か何かでお会いしたとき、「お前は偉いよ」と口癖のようにいってくれていた。俺自身は今も当時も、ただただ毎日無為に生きているだけ、という意識しかなく、地域社会に少なからず影響力を持つほどの叔父が寝たきりになっている現状を思うと、全く世の中ってやつぁうまくいかないものだと思う。