Tシャツに、手作りで印字。

某大手ネットショップのポイントがたまったので、ちょっと遊んでみることにした。
そんな気まぐれで、United Athleの無地Tシャツ(6.2ozヘビーウェイト)を2枚ポチッてしまった月曜夜。
これに「サンラバー」という商標名で売っているカッティングシートを買い足す。
サンラバーは2枚一組での販売なので、イエローを買った。これに合うTシャツの色として、同色2枚でもよかったのだが、せっかくなのでネイビーとレッド。
Tシャツへのプリントは、一般家庭用プリンタで印刷、アイロンプリントできる特殊用紙の方が便利だが、耐久性は今ひとつ。今回はバンド・ロゴの印字だけを考えているので、単色でインパクト狙い、作業自体はちょっとコツがいるかも知れないがカッターナイフでの作業となった。
プリンタで普通紙原稿を、Tシャツに対して実寸で作る(今回はA4サイズ)。これを裏返し(に印刷できるプリンタもあるが)にし、裏からロゴの外形を鉛筆でなぞって、画像反転したガイド原稿にする。サンラバーの黒い面(Tシャツに圧着される方の面…裏面になる)に、この反転原稿を固定、俺はマスキングテープで2箇所止めたが、これで十分だった。
鉛筆でなぞっておいた外形線に沿って、カッターでサンラバーを切り抜いていく。イエローの表側には、透明なアクリルシートがあるので、切り落としてしまわなければ丸でも点でも、文字本体から離れてしまう図形も移動してしまわないようになっている。
学生時代に看板屋でアルバイトをしていたことがあり、この作業は久しぶりに楽しかった。プロの現場では、カッターナイフは切れ味が落ちたな、と思ったらすぐに刃を折る。これがコツといえばコツか。
最後に、間違って文字本体をはがさないように注意しながら、文字以外の不要な余白部分になる部分を、アクリルシートから丁寧に剥がしていく、とロゴの文字部分だけがアクリルシート上に残る。カッターを使いはじめてからここまで、約1時間。
これを表側からTシャツに当てて、アイロンをかければできあがり!
持っていないアイロンは、シルバーウィークで帰ったタイミングで実家での作業。アイロン温度は中で、スチームは切っておく。いわゆるアイロン掛けではなくて、ロゴの真上から15秒ずつ、押し当てる感じで。こうしてアイロンで溶着したサンラバーは、完全にTシャツの生地と同じ凹凸、一体化しており、確かにこれなら、洗濯してもすぐに剥がれてしまうことはなさそうだ。
できあがった嬉しさの勢いで、思わずバンド・ブログの方に、先に写真をアップしてしまった。
ということで、当初の目論見通り中目黒でのライブに、かなりの余裕を持って間に合った。いやいや。せっかくなので、鶴舞公園での「デビュー」としよう。
というわけで実際の着用の様子は、各ライブ会場で実際にお確かめください(^^;
意外と安価で簡単だったことに味をしめたので、いっそ他にもオリジナルTシャツなんぞ作ってみようか。