世代交代。

アルネオくん、先日の「圧死」以来も、なんとなく四苦八苦しながらも使えたものだから、そのままになっていた。

具体的には運良く再生までこぎつけさえすれば、HOLDしてしまえばなんとかなっていたのだ
が、音量を調節しようとHOLDを解除した途端に、「圧死」しちゃった電源ボタンが押された状態になってしまうのか、突如オチる、という操作ストレスが、ついに閾値を上回り、手強い新曲の数々の暗譜作業にも支障をきたしはじめたので、ついに買い換えを決意…すると、そんな俺の気配を感じ取るのか、しばらくの間はまた問題なく使えたりしちゃうもんだから…相当に高度なAI(人工知能)が装備されていたに違いない(笑)
ということで、なんだか伸び伸びになってしまっていたのだった。

しかしアルネオを買った当時からのたったの数年で、こういう買い物が随分と面白くなくなっちゃったもんだなぁ。選択肢が少なすぎ。
俺は人間が古いので、自分にとって高価と思われるものが「ちっさい」と、なんだかとても損をした気分にもなる。
しかし、(写真のアルネオと比べても)薄いっ! ミニジャックが刺さるの、これで?
携帯電話にしろ、ノートパソコンにしろ、誰が望んでいるんだろうこの薄さ。
本来は付属のソフトを使って音楽ファイルを本体へ転送するものらしいのだが、説明書も読まず、PCを経由してファイルをドラッグしたらちゃんと再生できちゃったから、まぁこれでいいか。データ移植、終了。
説明書を読まなくとも一通り使える簡便さだが、インターフェイスに慣れるにはまだ少し時間が必要なようで、アルネオでは本体中央のリングが音量調節を兼ねていたので、今でもつい手が行ってしまう。WALKMANでは当然、全く違う機能が割り当てられていて、その度の想定外の挙動にとまどうことに。ヘッドフォンジャックの差し込み口が本体「下」なのにも、まだちょっと抵抗が…。
アルネオにあって便利だったリザーブ機能(次に聞きたい曲の予約)が、ないとなると意外と便利だったことに気づく。今聞いている曲をちゃんと最後まで聞いてから、次の曲が演奏される機能。同じことをこのWALKMANでやろうとすると、ブックマークを作っては消すことになっちまう。
本体色、直前までブラックにするつもりだったが、当然寸分違わず同じ大きさのはずの機体が、実際に目にすると小さく見えてしまったために、店員さんの問いかけに咄嗟に(?)「ブルーで」と答えてしまった。一足先に買い換えざるを得なかったヘッドフォンがレッドだったので、せめて同系色にしたかったのだが、そもそも3色しか選択肢がなく(さすがにピンク、というわけには…)。
我ながらキテレツな色の組み合わせになってしまったな。
同じ音楽ファイルとは思えない音の良さ(別にアルネオの音が悪かったわけではないが、明らかにキャラが違う)は、俺が好んで聞くジャンル*1との相性がよかったのか、さすがだな、と。

というわけでこれからWINS練習へ、行ってきまぁ〜す。

*1:実はアカペラ、ではない