午前4時、腹痛で起こされる。


アレルギー体質で腸が弱い、という人は多いらしいが、俺も例外なく。ストレスが溜ると数ヶ月に1度、大便秘をやらかす。
そうそう、この痛み。
と、高をくくっていたが、痛みの強弱に波はあるものの、痛みが強いときは吐き気にも似た感覚になってしまい、下剤を飲んでも解消しない。
あえなく欠勤、俺の社会的信用が…(そんなもの、既に皆無か)。
このところ少しは仕事が回り始めたか、と思っていた矢先に、身体から「謀反」を起こされちゃったわけで、でかいショックと戸惑い。
この最低最悪な気分のまましかし、ここ1ヵ月ほどはいつまででも寝ていられるのだ。自分でも笑っちゃうくらい。今日もこの程度の痛みなどすっかり忘れて、寝続けられた。
単にストレスで片付けるには、さすがに異常な状態ではないか。むしろこちらの現象の方が、心配だったりする。
ということで夕方になってようやく、千葉暮らし5年目にして初めての、近所の診療所、初体験となった。
こちらとしてはてっきり、触診〜下剤処方、くらいで終わるもんだと思っていたが、外科もやっている病院だったせいか検査を勧められてしまい、血と尿を採られた。今日はまだ食事をしていない、という話から点滴も処方するが2時間かかる、というからさすがにそれはご辞退申し上げた。
当座の整腸剤程度の内服薬をもらったが、痛みが治まるわけでなく。明日、検査結果を伺いに出頭。
この状況のままで明日が練習日だったら…と思い、手帳を見直したら明後日だったので、あと明日1日、猶予がある。
夕飯の買出しに出たが、腹を壊していると本当に食べられるものがないよな。
何かの弾みに、今度はシャックリが止まらなくなった。大学の合唱部で背筋を意識した呼吸法を会得してからは、シャックリなんて瞬殺できていたのだが、今日はこの状態で息が腹に入りきらないらしく、なかなか止めることができない。一気に衰えが来たかのような、ブルーな気分。
折りしも「財津和夫さんが大腸ガンでツアー中止」のニュースもあったりして、ちょっと不安になってたりして…。
原因はともかく、明日の朝には治まってくれているといいんだが。