工事中。

ドアポストにまた、工事の通知書(あかがみならぬ黄紙)。
ウチは新聞とってないから、ここに入れられても見る習慣がないんだが。
それももう、20枚くらいになってる。

縛るならもっとマシなもの(?)、縛ろうよ。

実は幕張の花火を今夏、部屋から見られなくなってたのは、この一連のアパートのリニューアル工事のおかげだったのだ。建物の四方に足場が組まれてしまい、窓から外の天気すら伺えない状況が続いていた。
このところの天候不順のために予定より大幅に工期が遅れているようだが、それもようやく、建物内部の共用部分の作業を残して完了したようで、あっという間に足場が解体された(ので、情報解禁。外見上わかっちゃう状況でブログなんぞに書いちゃったら、地元民にはどこに住んでるかバレバレだし)。

今回の「お知らせ」は、ドアの塗装作業と換気扇・インターフォンの交換だそうで、各部屋に入る必要があるので在室日時のアンケート(要返信)付き。

すでに半月以上洗濯機が使わせてもらえない状況が続いていて、コインランドリー代が馬鹿にならなくなってきた。
っつーか洗濯機、これじゃ使えないし。
これほど大掛かりになるのなら、少なくとも工事の各段階ではなく、事前に全工程についての連絡があってもよかったのではなかろうか。都合何日くらい、在室してもらいます、とか。
日常生活に支障が出てるレベルだ。

俺が仕事休みで部屋にいる週末も、窓のすぐ外の足場を歩く作業員の方たちの大声で目が覚める。
もちろん作業が始まれば、ドリルや金槌の音は容赦なく建物中に共鳴するし。
おちおち寝ていられない。
そもそも窓外を他人が歩いていて気にならないくらいの俺だったら、高層階(2階以上)に部屋を借りようなどと思わないし。


▲いったいどうしたら…?

昼過ぎから夕方、などという「午後」の時間枠で、一向にいらっしゃらないのを何も手につかない気分のままお待ち申し上げる、というのも憂鬱だったので、(休日にしては)早起きを決意して、「午前」希望でアンケート返信。ドアの塗装作業と換気扇・インターフォンの交換は、ありがたいことに9時半には一斉に作業にかかってもらえた。
作業されている間、ひとり部屋で横になっているのもなんだか申し訳がなく、なんとなくパソコンを立ち上げて、締め切りが近いイベント応募の書類を仕上げてみたりする。
始めてみると、割と結構な手間。
メール添付で送り終わったその刹那! 受信したメールで曲の差し替え提案…間に合いませんでした。後は現場対応でm(_ _)m

換気扇は今出来のプラスティック羽のものになり、音は静かになったが、気づかず回しっぱなしで外出しちゃいそうだ。風力は明らかに前の堅牢な鋼鉄製のものより落ちた。前のものは騒々しい音とともに、そのまま換気扇ごと飛んでいってしまうのでは、というくらい強力(業務用?)だったので。スイッチを入れると排気が丁度廊下の柵に当たり、跳ね返って窓から入ってきた風が狭い部屋の中を反対側まで流れ抜けるのがはっきりとわかって、ちょっとした暑さくらいではクーラーいらずだったのだが。何よりまだ使えたのに、もったいない。
インターフォンも、いったい誰が付けたいなどといったのかわからん。
そもそもこのワンルームで、インターフォンに向かって話さなくてもドア外に聞こえちゃうよ。今まで通りドア越しに話してるのと聞こえ方変わらんだろーに。
まぁそもそも、俺の部屋には(友人・知人の)誰も来たことないし、俺、来てもドア開けたことないし(だいたい売込み)。宅配便は再配達とか申し訳ないので、毎回駅前のコンビニ受け取りだし。電源切っとこうかな。

廊下の電気も、どうやらLEDとやらに交換されたようだ。
俺、あの人工的な光、なんだか目に痛いんだけど(俺だけ?)。
夜中も台所の窓から入ってくる光が煌々と明るいままなので、最近眠りが浅くなっちゃった気がする。
そういえば以前は午前0時半に一斉消灯してたはずなんだけど。いつの間にかなくなっちゃったな。

文句ばっかりいって、すみませんね。現場の方々のご苦労は、わかるつもりなんですが。
なんだか最近、気が短くなってきてないか俺?(認知症の始まり、とか)
そして再びの「アンケート」。今度はなにやら専門用語が並んでいて、「部屋に入る必要がある」のは理解できたんだが、どこをどういじりたいのかが書いてない、とゆー…はぁ。

これで来年、家賃が上がっちゃったら、踏んだり蹴ったりだなぁ。

そういえば近隣の同じようなアパートでも一斉にリニューアル工事が始まっていて、この時期例年なら天気がいいからかとも思ったが、もしかして市から補助金でも出たのだろうか。
おまけに年末でもないのに何かに慌てたように道路工事までが一斉に始まってしまい、さらに悪い予感。近いうちにでかい地震が来る、とかいう情報でも、あるんですかね。
まぁいつかは来るってわかってるわけだが、「未災地」東京(おっと、千葉だった)。

この大規模改修工事にいいタイミングで夏休み、実家にでも帰っているのかと思っていた隣室だが。
今日まで全く、人が帰って来た気配なく。
当然その部屋(の外見)だけは、全く作業が進まないまま。
ドアに挟まれたままのメモや「黄紙」も、すっかり色が変わって風化しかかっている。