安定の、東西線。

朝の通勤ラッシュ。
西船橋駅のB線*1ホームに降りていくと、丁度一本目の始発電車が入線してくる。

俺が東京の勤務先に通うようになった2年前だったら、このタイミングでも始発なら100%座れたんだが、少子高齢化が叫ばれる中で東西線だけは、なぜか年々利用者が順調に増えているらしく、昨年度当初くらいからはほぼ全く、座れなくなった。
それでも、これも運よくワイドドア車じゃなければ、ひとり分くらいの空席があることもあるが。
というわけで10分後の、2本目の始発電車をホームで待つわけだが、漏れ聞こえる向い側A線ホームのアナウンス。
津田沼方面直通電車の中止…」
今朝も朝から、嫌〜な予感が。
次の始発も車庫からの回送だが、何の都合か直接B線ホームではなく、一旦A線ホームに到着。津田沼方の引き上げ線に入ってから、今俺が待っているホームに折り返して来るのが平常運転の場合。
だがJR総武線津田沼への直通運転が打ち切りとなると当然、津田沼行きだった電車は全て西船橋止まりで折り返すことになる。見るともなく眺めているA線ホームに着いた西船橋打ち切りの電車は、乗客を全て降ろすと俺の予想通りそそくさと引き上げ線に入っていった…この駅の引き上げ線は、1本しかない。
続いていつも通りA線に入線してきた、俺が乗るつもりの始発電車は、もちろん引き上げ線には入れず。
そのまま車内灯を点けるとドアを開けた。


あぁ〜、まただよ!


「今朝に限り、次の始発電車は6番線から…」のアナウンスが聞こえたのはその、線路を挟んで向い側の6番線(A線ホーム)からで、今俺たちが並んでいる7番線の「アナウンサー」(^^;からは、これまでひとことの変更案内もない。
日ごろは整列乗車への協力をくどいほど求めるくせに、総武線の遅延くらいで一方的に反故にしちゃうわけね。
朝の慌ただしい時間帯にじっと耐え忍んで並ぶ長〜い時間も、整列順も(まさにカタストロフ)。
腹立たしく思いながらもまだこのホームに整列している誰も気づいていないので、ひとり乗換え階段に向かって駆け出していた。
その後、どのタイミングでB線ホームのアナウンスがあったのかはわからないが、窓の外、向いのホームでは定刻発車のタイミングになってもまだかなり多くの人たちが、状況がわからないのか電車を待ち続けているのが見えた*2
今のところ折返し駅や発車番線の変更以外、通常運行。だとすれば、次の始発はほぼ1時間後だが…。
俺が乗った電車の車内では、車掌がしきりに「発車番線の変更について」お詫びを繰り返していたがコレ、完全にミスキャストだろ。車掌とB線ホームの駅員を取り換えるべきだな。
そもそも遅延の原因は「総武快速線の線路内点検」だったそうで、これも会社に着いてからネット上で知った。
ホームのアナウンスは音が反響しちゃってて、そもそも何をいっておるのやらわからんのだった。
この駅に限らず、「利用者の立場に立った」、「簡潔な言語化能力」で状況を説明できる駅員は、思った以上に少なく、東京五輪も控えてDJポリスよりもこちらの人員養成の方が(「出動」頻度を考えると)急務な気がする。

*1:千葉側からだといわゆる「上り」線。

*2:まぁ先ほど引き上げていった「西船橋止まり」が、通勤快速として折り返したらしいが